商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/04/06 |
JAN | 9784023310636 |
- 書籍
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アウトプットのスイッチ
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アウトプットのスイッチ
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商品レビュー
3.5
27件のお客様レビュー
経済が成熟期を迎えたこの時代に、〝売れるモノ〟を作るためには、アウトプットの質を高めることが必要。著者が実際に手がけた事例でアウトプットまでのステップを指南している本です。 そもそも「アウトプット」という言葉に「品質」「価格」「デザイン」「パッケージ」「広告」といった意識的なも...
経済が成熟期を迎えたこの時代に、〝売れるモノ〟を作るためには、アウトプットの質を高めることが必要。著者が実際に手がけた事例でアウトプットまでのステップを指南している本です。 そもそも「アウトプット」という言葉に「品質」「価格」「デザイン」「パッケージ」「広告」といった意識的なものに加え、発信する人や会社が内包している、無意識のものも含まれているので、便利な言葉だけどもややこしい。 さて、商品を売るためにその本質を見極める作業が『~っぽい分類』です。 感覚に頼りつつ、その製品がその製品たらしめている「らしさ」をササっと列挙し、『シズル』をきっちり表現するのが第一段階、 そのあと「思い」と「ブランド」に立ち返り、方向性が絞られたところで製品・タグ・ロゴなどを詰めていく、といった流れになります。 分類したりシズルを見極めるコツなども紹介されていますが、まずは『~っぽい分類』をやってみることから始めてみます。
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デザインって直感的なものと思っていたけれど、水野学さんは言葉で曖昧なものを表現できる類まれなる人。言葉で表現できるということは、抽象的で曖昧なことをイメージマップを描くように広げたり、取捨選択したり、消去したりして、真髄をつかみ、そのイメージを大きさ、色、形、フォントなど明確な理...
デザインって直感的なものと思っていたけれど、水野学さんは言葉で曖昧なものを表現できる類まれなる人。言葉で表現できるということは、抽象的で曖昧なことをイメージマップを描くように広げたり、取捨選択したり、消去したりして、真髄をつかみ、そのイメージを大きさ、色、形、フォントなど明確な理由によって決定しているということだと思った。 水野さんの本を読んでいると、よく「シズル感」という言葉が出てくる。「そのものが欲しくなる」という真髄=シズル感。それは偶然にそこにあるのではなくて、そのものに込められた想いや背景、確固たるイメージがそこに集結しているからこそ、人々はものに魅了されるのであろう。
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1.多くのビジネス本でアウトプットの重要性を述べています。私自身、インプットだけではいけないと思っていました。ふと本屋に行った時、この本を見て、デザイナーから見たアウトプットの考え方に興味を持ったので購入しました。 2.この本では、アウトプットとは、自分から表現されたもの、つま...
1.多くのビジネス本でアウトプットの重要性を述べています。私自身、インプットだけではいけないと思っていました。ふと本屋に行った時、この本を見て、デザイナーから見たアウトプットの考え方に興味を持ったので購入しました。 2.この本では、アウトプットとは、自分から表現されたもの、つまり、本人の思いを抽出したものが表現されることをアウトプットと述べています。アウトプットには意識的と無意識的の2種類に分かれています。意識的とは価格、広告、デザインと言った自身が考えて行うこと。無意識的とは、その人あるいは会社が内包しているもの(自身で持っているもの)です。 これらを正しい方向性で導くことで売上に繋がっていきます。そのための方法として、著者は「〜っぽい分類」といいうふうに分けてから物事を考えていくと述べています。コノの考え方を始めとして、精度を高める方法に入っていきます。 3.印象的な箇所が2つありました。1つは、アウトプットの本質は「思いの抽出」というところです。例えば、企業がロゴを作った時、一見するとただのマークにしか見えませんが、それにはさまざまな意味が込められています。思いを伝えるために、わかりやすく、親しみやすくすることがとても難しいと改めて感じました。 そしてもう1つは「誰もが良いと思うものは限りなくありきたりに近い」というところです。企業ではアンケート調査を実施しますが、そこに書かれていることを鵜呑みにした商品を作り、売れなくなるパターンが多々あります。良いにしろ悪いにしろ、発言者の理由まで聞き取り、本当に必要とされるものは何かを見極めることが重要たと思いました。
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