商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2012/04/06 |
JAN | 9784198935252 |
- 書籍
- 文庫
寒影
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寒影
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結之介が主君に見初められた妻菊乃を取り戻すために奔走する話。 かと思いきや、ご家老たちの企みごとにも巻き込まれ商人たちをも加わって水面下の攻防戦を描いた話って感じでした。 ”実は強い主人公”っていうので隠し剣みたいなドキドキするようなかっこいいのを想像していたら思いのほか結之介は...
結之介が主君に見初められた妻菊乃を取り戻すために奔走する話。 かと思いきや、ご家老たちの企みごとにも巻き込まれ商人たちをも加わって水面下の攻防戦を描いた話って感じでした。 ”実は強い主人公”っていうので隠し剣みたいなドキドキするようなかっこいいのを想像していたら思いのほか結之介は頭脳派で動かず頭を巡らすタイプ。妻を取られても逆上するわけでもなく、見えや体裁を気にして結果アレっていう。 さらに頭が良すぎるおかげで各ご家老や商人たちとの会話が遠回しすぎの暗号まみれでほとんど私には理解できず、甲乙丙のあたりとか。おまけに誰も確信に触れないのでさらっと読むには全く向かない。 弥十郎が主人公だったらもっと違ってたのかもなと思いました。 とは言っても最後の方の帯刀との会話はやっと暗号無しの歯に衣着せぬ物言いですっきり。 でも結之介、何かを成し遂げたような気がしてるかもしれないけど実は何もしてないよ・・・。その頭でっかちさにちょっとイライラしました。 あと、突然ユネスコとか出てきたので一瞬こんな時代からユネスコあったんだ!?と思っちゃいました。武士の所作ひとつひとつを時間かけて丁寧に書くわりに説明が唐突すぎてびっくり。
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L (ハードカバー版) 同一作家の作品だから仕方ない。 仕方ないとはいえ、限りなく「闇を斬る」調。 浪人者の刺客に襲われ、自分でただただ あーでもないこーでもないと考えて、抑えて・・・って 限りなく似てる。 芸者もちょくちょく出てくればもう決まり。 闇を斬るがよみがえる。 闇を...
L (ハードカバー版) 同一作家の作品だから仕方ない。 仕方ないとはいえ、限りなく「闇を斬る」調。 浪人者の刺客に襲われ、自分でただただ あーでもないこーでもないと考えて、抑えて・・・って 限りなく似てる。 芸者もちょくちょく出てくればもう決まり。 闇を斬るがよみがえる。 闇を斬るを読んでなければヨシ。 読後爽快感なし。暗澹たる気持ちになる、かも。
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