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探求(下) エネルギーの世紀
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2012/04/04 |
JAN | 9784532168322 |
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
短くまとめると月並みな表現になってしまうのだが、訳者あとがきから引用すると以下の通りになろうか。 「…本書では三つの大きな主題を取りあげている。 中国やインド、その他の新興国が急成長をつづけてゆくなかで、今後、その需要を満たすだけのエネルギーがまかなわれる見通しはあるのか。 ...
短くまとめると月並みな表現になってしまうのだが、訳者あとがきから引用すると以下の通りになろうか。 「…本書では三つの大きな主題を取りあげている。 中国やインド、その他の新興国が急成長をつづけてゆくなかで、今後、その需要を満たすだけのエネルギーがまかなわれる見通しはあるのか。 国際社会が依存するエネルギー体系の安全保障は、今後、どのように確保されるのか? 気候変動とそれにともなう地球温暖化、その他の環境問題とエネルギーの未来は、今後、相互にどういう影響を及ぼしていくのか? それを考えるには、人間のエネルギー探求の歴史をふりかえり、そこから貴重な教訓を学ばなければならない。また、エネルギー問題は、つねに地政学、地理、経済全体、コストや需給、政治、宗教、文化、世論など、さまざまな要素の影響を受けてきた。だから、巨視的な視点が欠かせない。 … エネルギー政策には、長期的な視野が必要であり、成果や変化がもたらされるまでに、長い期間を要する。本書には、さまざまな指針をあたえてくれる事例が数多く描かれている。」
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近代世界史はエネルギーの歴史と思わせるような、エネルギーを巡る話。国・民間がこぞって追い求めるのは炭素という形のマネーではないか。一方で再生可能エネルギーという新機軸によって、既存の体制を打ち破ろうとする、壮大なエネルギー大河ドラマが展開される。
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下巻は第3章電気の時代の続きからでそのまま第4章の気候とCO2につながる。 クライムゲートの話も出てはいるが気候変動については概ね中立的でまだ充分なデーターが取れていないが、もし地球温暖化が現実なら影響が大きいので慎重な立場に見える。 第5章は新エネルギー、風力発電が発展するこ...
下巻は第3章電気の時代の続きからでそのまま第4章の気候とCO2につながる。 クライムゲートの話も出てはいるが気候変動については概ね中立的でまだ充分なデーターが取れていないが、もし地球温暖化が現実なら影響が大きいので慎重な立場に見える。 第5章は新エネルギー、風力発電が発展することは確実視しながらも、太陽光ともにバックアップ電源が必須になることからすぐに夢の様な解決はしないとこれも現実的。 むしろ節約、省エネ(我慢すると言う意味ではなくエネルギーの効率利用)には期待しているようだ。当然だと思う。 最終章の未来への道に至ってもこれで全て解決すると言う答えは無く、再生可能エネルギー、原発、バイオマス、省エネ、それこそ石油やシェールガスも含めてイノベーションが未来に影響するが、現時点ではどれが早いかは述べていない。 エネルギーは単一の回答は無く、その時々で国ごとに最適な組み合わせを探す物なのだろう。 また、新興国を中心にエネルギー需要は過去最大になるし、効率化が進んだ先進国でも需要の絶対量はむしろ増えて行く。 上下900ページの重い本でした・・・。 現在のエネルギーや技術もそれが実現に至るまではほとんどが当時の常識で否定されていたので答えは何らかのイノベーションなのでしょうが、どれが来るかはわからない。 個人的には現時点で完成度が高いのは省エネ技術の様な気がしてます。
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