商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2012/04/01 |
JAN | 9784286115566 |
- 書籍
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王の遺産
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王の遺産
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
ファンタジー系やカタカナ名前のものを手に取ることは少ないのですが文章は読みやすく、さらさらっと読めてしまうのに展開が早く、次から次へ進んで行くストーリーに一気読みしてしまいました。ヒューが好きです。突然出てきた現代のワカモノ言葉に笑ってしまいましたが、これだけ展開が早いとそういう...
ファンタジー系やカタカナ名前のものを手に取ることは少ないのですが文章は読みやすく、さらさらっと読めてしまうのに展開が早く、次から次へ進んで行くストーリーに一気読みしてしまいました。ヒューが好きです。突然出てきた現代のワカモノ言葉に笑ってしまいましたが、これだけ展開が早いとそういう言葉遊びのようなものも嬉しいです。レイブン目線の話も楽しかった。本編のラストで突然いや漸く…の理由と言うことなのだと思いますがこういう切り口もいいですね。ケインとアナベルは、キリスト教会に通われているという著者らしいお話でした。
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「王の遺産」 リア王を彷彿させる偉大な王亡き後の三王女の確執でヒューマンドラマを、三女ロウィーナ姫と騎士ストライカーの愛でラブロマンスを、また知恵と勇気と志で危機を乗り越える帝国との大戦で大スペクタクルを。 「王の遺産」は愛や平和、自己犠牲などがラブロマンスや大戦、そして聖杯...
「王の遺産」 リア王を彷彿させる偉大な王亡き後の三王女の確執でヒューマンドラマを、三女ロウィーナ姫と騎士ストライカーの愛でラブロマンスを、また知恵と勇気と志で危機を乗り越える帝国との大戦で大スペクタクルを。 「王の遺産」は愛や平和、自己犠牲などがラブロマンスや大戦、そして聖杯を探しに行く旅を通じて描かれています、特に「ケインとアナベル」ではキリストの観点を基盤にそれらが描かれています。ちなみにこの作品はリア王を彷彿させるとのことですが、まずリア王を読んだことがありませんので何とも言えずw そんな物語ですが、そうすると世界観は何だろうか?と疑問が生じます。登場人物を例に見てみると、巨人や魔獣に変身する人種、異形の手を持つ人間、ドラゴン騎士団などファンタジー小説に登場するような人物に始まり、実世界でその存在が語られているバイキング、さらに騎士や国王、帝国軍などまで登場します。つまりは私にとってはごちゃごちゃでどの世界観を中心に物語を進めたいのかさっぱり分かりませんでしたw。世界観がごっちゃであるとヒューマンドラマやラブロマンス、スペクタルの3つが読者に伝わりにくいと思うのは私だけでしょうか、ただでさえそれぞれは大きなテーマであるのに・・・。 また、書かずにいられない点は文章の謎です。登場人物の口調の統一感の無さはやはり気になりますし、文調や描写そのものにも違和感を感じ、「あれ?あれ?」と思いながら読んでましたw。なので、これから読む方にはこれらを気にせずに読んでもらえればと思います。 後は物語の繋がりでしょうか。「王の遺産」に代表される前半の物語と後半の「ケインとアナベル」には繋がりはストライカーとロウィーナの点である気がしますが、それがどう意味するのか良く分かりませんでした。しかし、所々良い台詞が登場してきた所は良かったですし、「ケインとアナベル」の方が私は好きです。むしろこっちを本筋にすればとも思いました。 ある意味今時の印象を強く受ける作品でした。
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古代っぽい設定の中にところどころ俗っぽい表現があるのは長所でもあり短所でもあるような。この設定でコーデリアみたいな登場人物が出てくるというのは新鮮でした。
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