「脱原発」で本当に良いのですか？ いまこそ日本人に必要な“科学する心"とは

金子和夫【著】

• 販売会社／発売会社: ごま書房新社
• 発売年月日: 2012/03/22
• JAN: 9784341085070

商品レビュー

2012/06/10

2012/6月
原発は反対です。安全性と利便性にバランスがとれていないことがよく分かりましたから。。
でも感情的にただ、あの大震災があったから、想定外だったから、すべて一気になくそうだけで解決するのか。
確かになくしてみて。そこから変わる電力事情に四苦八苦しながら、新しい世界を作っていく必要はあると思う。
だけども。
では、火力は大丈夫か？ガソリン尽きたら。石油産油国で、戦争が起きたら、、そもそも火力のCO2、地球の資源枯渇問題はどうするの？
自然エネルギーの普及？確かに有力だ。でも自然エネルギーってすごく曖昧じゃない？電力普及率ももちろん。
太陽エネルギー？　先日の竜巻のように施設が一気に破壊されたら？　最近言われる、太陽活動サイクルで、環境変化して日照時間少なくなったら？
技術の革新。想定外の想定（地震だけで大丈夫？）。
そして、なにより社会のあり方（電力消費を増やす？＞経済の右肩上がり社会でいけるの？＞大量消費社会の見直し？）などもう一歩大きく、先を考えないとまた想定外に陥ってしまって困ってしまうと思っています。

著者の考えには、半々でしたが。考えるきっかけにはアンチテーゼはよいかも、