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命と地域を守る 証言 東日本大震災 防災・減災・応急対策
1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日刊建設工業新聞社/相模書房 |
発売年月日 | 2012/03/01 |
JAN | 9784782412015 |
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命と地域を守る
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地方整備局と土木業界、建設業界がいかに東日本大震災の応急対策に役立ったかという自慢話。 ちょっと違和感あり。 (1)釜石の防潮堤も津波のエネルギーの減殺に役立ったと言っているが、そもそも今回の大震災は、土木構造物では、人命を守れないということを証明したわけで、それに対する...
地方整備局と土木業界、建設業界がいかに東日本大震災の応急対策に役立ったかという自慢話。 ちょっと違和感あり。 (1)釜石の防潮堤も津波のエネルギーの減殺に役立ったと言っているが、そもそも今回の大震災は、土木構造物では、人命を守れないということを証明したわけで、それに対する反省の念は、地方整備局や建設業界にはないのか。 (2)東北地方整備局長が棺桶を例にして、ヤミ屋のオヤジとおもって何でも頼んでくださいといって、自治体の長に連絡した(p137)のは、明らかに行き過ぎではないか。人命に直接役立つことであれば、法令の範囲を超えても理解を得られるが、棺桶などの物資の供給は、災害救助法に基づく県の役目であり、それを超えて、あたかも道路管理、河川管理をする地方整備局が物資面ですべて対応すると言ったのは言い過ぎではないか。 人命に関わること以外に、法令違反をして国の役人が行動していいということにはならない。それでは頼まれれば、検視まで地方整備局職員はしたのだろうか。 (3)知事と現地本部長が直接やりとりをして、海岸の普及部分の直轄と補助部分をわけたやりとりなどは、トップ同士の非常時の会議の必要性としてわかりやすい。(p147) いずれにしても、たくさん人が死んだ現場で、あまり自慢話はしない方がいいと思う。
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