商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/03/09 |
JAN | 9784062174961 |
- 書籍
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PK
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商品レビュー
3.4
458件のお客様レビュー
伊坂幸太郎さんのおすすめ小説の中にあったので、市民図書室で借りてみたのだが... ちょっとこれは難解だった。 時系列と主語が誰なのかが分かりにくく、ぼんやり頭の私には「え?これは誰の話なん?いつの話なん?」とページを逆戻りする場面がしばしばあった。 この大臣の行動がもたらしたこ...
伊坂幸太郎さんのおすすめ小説の中にあったので、市民図書室で借りてみたのだが... ちょっとこれは難解だった。 時系列と主語が誰なのかが分かりにくく、ぼんやり頭の私には「え?これは誰の話なん?いつの話なん?」とページを逆戻りする場面がしばしばあった。 この大臣の行動がもたらしたことが後にどのようにつながる? 他のレビュアーさんのを読んで連作らしいことを知った。 でもちょっと手が伸びないかも... 次の伊坂作品は『フィッシュストーリー』を読む予定。
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再読 兜の殺し屋の話は結構好きだったので、読んだかも? と思いながら読んで、やっぱり読んでた! ちょっとひねくり回してるところがやっぱり伊坂だよなあ、 まあ、面白い。
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未来三部作と呼ばれる本作。 「PK」「超人」「密使」 今まで読んだ伊坂幸太郎作品の中では1番難しく、考察民を喜ばせるような作品だった。 「PK」は5つの場面と時間軸で語られるストーリー。 A :サッカーのアジア予選リーグのPK B :小説家の話 C :Bの時に小説家の子どもだっ...
未来三部作と呼ばれる本作。 「PK」「超人」「密使」 今まで読んだ伊坂幸太郎作品の中では1番難しく、考察民を喜ばせるような作品だった。 「PK」は5つの場面と時間軸で語られるストーリー。 A :サッカーのアジア予選リーグのPK B :小説家の話 C :Bの時に小説家の子どもだった男が大臣になっている話 D :居酒屋でPKの話と予知能力の殺人者の話をしている E :Cの議員が若手議員だった時に子供を助けた話 最終的に「いったい何だったの?」と思わせるストーリー。 臆病と勇気は伝染するって話? 自分の小さな行動が未来の大きな事柄に影響してるって話? でもこれは次の「超人」と「密使」に繋がる大事な序章だった。 「超人」 こちらもかなり読後がモヤる。 本田毱夫はメールで後々起こる事件を知り、それを防ごうと別の事件を起こす。 そして彼は実は「PK」で大臣に助けられた子供だった。 最後の最後に「俺」が突然登場してかなり参った。 ただ、何だか危なげな本田の一挙手一投足にドキドキさせられっぱなしだった。 そしてこちらも次の「密使」のための前フリか。 「密使」 いよいよ最後のストーリー。 「私」と「僕」が交互に登場する。 時間スリとかいう、荒唐無稽なファンタジーを盛り込むあたり、めちゃくちゃ良い。 そして「僕」が頼まれ事をするあたりから、この二つのストーリーの関係性がわかってくる。 そしてこの結末からさらに「PK」と「超人」の二つのストーリーが生まれるのがわかる。 ただこの三つの作品は独立した短編になっているので、どれか一つだけを読んだ人は本当に全く「?」だと思う。 三つを読んで、しかもさらにいろいろな人の考察や解説を読んで、さらに楽しめる作品。 ただ答え合わせできないのが非常に残念。 著者本人にぜひ解答集を出して欲しい
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