商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/02/25 |
JAN | 9784163811802 |
- 書籍
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朝の霧
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朝の霧
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商品レビュー
2.8
9件のお客様レビュー
家臣、領民、家族から慕われる武将が理不尽な主君に滅ぼされる話。四国の長宗我部元親についてはよく知らないけど、あまりに悪役扱い(笑)主君に嫌われてって話はよくあるけど、内容的に極端な気がする。まぁ、山本さんは人情町人物が多いが、構図としてはパターンかな。歴史物は好きだけど、単純過ぎ...
家臣、領民、家族から慕われる武将が理不尽な主君に滅ぼされる話。四国の長宗我部元親についてはよく知らないけど、あまりに悪役扱い(笑)主君に嫌われてって話はよくあるけど、内容的に極端な気がする。まぁ、山本さんは人情町人物が多いが、構図としてはパターンかな。歴史物は好きだけど、単純過ぎる気が・・悲劇となるので後味も良くないし(^_^;)
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最近テレビで見ることが多いのだけど何故~長宗我部元親の部将となった蘇我玄蕃頭清宗は波川玄蕃と呼ばれるが,易断で日を選び,築城を許され葛木城は完成した。元親が土佐統一を為した陰には玄蕃の活躍があるが,互いに気を許してはいない。玄蕃の妻の養甫は元親の妹で仲も睦まじい。元親は伊予に近い...
最近テレビで見ることが多いのだけど何故~長宗我部元親の部将となった蘇我玄蕃頭清宗は波川玄蕃と呼ばれるが,易断で日を選び,築城を許され葛木城は完成した。元親が土佐統一を為した陰には玄蕃の活躍があるが,互いに気を許してはいない。玄蕃の妻の養甫は元親の妹で仲も睦まじい。元親は伊予に近い四万十の中村・山路城に玄蕃を移したが,久武親信が岡本城を攻めて鉄砲に撃たれて死んだ葬儀にも呼ばれなかったが,攻略自体も報されていなかった。浦戸城から呼び出しもなく,葛木城へ帰る決意をし,別れの宴を催すと告げると領民が無事を祈り,なけなしのお宝を餞別に寄越すほど,慕われていたことを知る。葛木へ戻っても暫くは呼び出すがなく,漸く呼ばれても自分から詰め腹を切るとは絶対に口にしなかった。阿波海部城で謀反が起きて,それを鎮圧に出向けとの命に,謀反が起こるわけはない,今度こそ罪を負われて切腹させられると分かっていながら,玄蕃は陸路を断って舟で出掛け,案の定,詰め腹を切らされた。玄蕃の弟二名と城代は斬首,子らは切腹との沙汰が,浦戸から伝えられるが,家臣が心を一つに合わせて,徹底抗戦を選び,幼い弟と母だけは裏山に逃れ,十分の一で闘うが~実力も人気もあって疎まれる。土佐,高知では有名なのだろうか,所詮は四国で高名な武将と本人に言わせている。ジョン万次郎を片方で書き,もう一方でこういう人物を書いている。オール讀賣に連載
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四国の武将として有名な長宗我部元親の配下、波川玄蕃の物語。 初めて知った武将です。 四国では有名なのかなぁ? 家臣や領民に慕われ、妻や子供に尊敬され、しかしそれゆえに親方様である元親にけむたがられた玄蕃。 もっと詳しく知りたくなったし、これまでよく知らなかった四国の歴史にも興味が...
四国の武将として有名な長宗我部元親の配下、波川玄蕃の物語。 初めて知った武将です。 四国では有名なのかなぁ? 家臣や領民に慕われ、妻や子供に尊敬され、しかしそれゆえに親方様である元親にけむたがられた玄蕃。 もっと詳しく知りたくなったし、これまでよく知らなかった四国の歴史にも興味がわいたな♪ 山本一力の小説は好きだけど、玄蕃は他の作家さんで読みたいかも。 どうも山本一力では威勢のいい町人小説を期待してしまう…、すんません…。
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