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大国日本の政治指導 1972-1989 現代日本政治史4
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大国日本の政治指導 1972-1989 現代日本政治史4

若月秀和【著】

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大国日本の政治指導 1972-1989 現代日本政治史4

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2012/02/22
JAN 9784642064385

大国日本の政治指導

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2012/04/24

1976年の元旦、目白の田中亭には700人もの人が集まったが三木の方にはほとんど姿が見られなかった。両政治家の霞が関との距離を現していた。 世論の三木おろしに対する批判は強くなっていった。 国際協調の中で個々の国益を追求すべきという福田の考え方は各国首脳から同調を得て、高く評価さ...

1976年の元旦、目白の田中亭には700人もの人が集まったが三木の方にはほとんど姿が見られなかった。両政治家の霞が関との距離を現していた。 世論の三木おろしに対する批判は強くなっていった。 国際協調の中で個々の国益を追求すべきという福田の考え方は各国首脳から同調を得て、高く評価された。 大平は戦後政治家の中では屈指の読書家でその治世に裏付けられた確固とした信念を持つ政治家だった。 首相になる準備をしていなかった鈴木だが、30年間も政治家をしていたので実力はあり勘所はよかった。 中曽根おろしをしようとしていたのは鈴木。でも田中派はそれに乗らなかった。二階堂を一時的に総理にしてそのあと宮澤にすぐに渡そうとするのがわかっていたから。 安倍、宮沢、竹下は戦後政治の派閥の中で育ったが、中曽根は戦後の混乱期を生き抜いてきた。実力が違いすぎた。 消費税導入の成功は竹下の精巧な政治手法にあった。

Posted by ブクログ

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