スティーブ・ジョブズのことがマンガで3時間でわかる本 へえーそうなのか！ アスカビジネス

石野みどり【著】

• 販売会社／発売会社: 明日香出版社
• 発売年月日: 2012/01/23
• JAN: 9784756915221

商品レビュー

2022/03/22

▼メモ------------------------------------------------------------

・毎朝、鏡に映った自分に向かってこう問い続けた。「もし今日が人生最後の日だとしたら、私がこれからやろうとしていることは、本当にやりたいことだろうか」

・選択と集中、何をやって何をやらないかを決める事

★・「自分が間もなく死ぬという覚悟が大事です。特に重大な決定をするとき、一番役に立ちます。希望やプライド、失敗するかもしれない不安、こういったものは死を目前にすると何の役にも立ちません。だから今、本当に“ 大事なものだけ”を考えてください。」

・「本来、人間は自由だ」と悟った。誰かの考え方や価値観に従う必要などない。自分の心に従って生きれば、失敗する不安がなくなるのだ。

★・「死の前ではお金の価値はゼロに等しい」
・それよりももっと価値がある事は、「今日どんな素晴らしいことをしたか」だった。「毎晩寝る前にどんなに素晴らしいことをしたかを考えるんだ。そこに最大の価値があるんだ」

・「ハングリーであれ、愚かであれ」

・「夢を諦めてはいけない。諦めないから達成できる。必要なのは強い強い情熱なんだ」

2013/05/22

「スティーブ・ジョブズ」を読む前に、まず序章のつもりで読んでみた。案の定、ジョブズにすごく興味が湧いたので、「スティーブ・ジョブズ」を読むのがすごく楽しみになった。

この本については、すごく分かりやすく、本当に３時間以内で一気読めてしまった。　簡単にApple製品やジョブズの伝説について知りたい人にはすごくオススメです。

ただ、時系列が分かりづらいのと、一つのテーマを２ページでまとめるのが難しかったのか、文章とマンガの部分に何か違和感を感じる部分が多々あった。

2012/06/08

iPodも、iPhoneも、iPatも、いや、実は携帯すら持っていない私であるが、

スティーブ・ジョブズ氏の本を読んで、とてもおもしろい人だな～と、思った。
実際、傍にいると、
やれ、
あーだこーだと、いちいち一番である自分の考えばかり押し付けては来そうだし、
才能とヤル気が無ければ、すぐ切り捨てられてしまいそうだし、
神経質そうだし、
気位は高そうだし、
疲れそうな人だな…とは思うものの、

それは、自分に与えられた才能を全て、世の人々に還元する為の致し方ない行為であり、
いかに人生をいい加減に生きてはいない人だったか、の逆に証明にもなるなぁと思った。

ジョブズ氏は天才だが、
天才とは自分の道を明るく照らす才能の事を言うのだろうか？

とにかく、はっきりとした自分の未来へのビジョンが見えている為、
気に入ったものは速攻取り入れ、合わないと感じたものは切り離す。
（そこに一切の妥協が無いのもすごいっ）

それで失敗しようとも
『ダメだったことをくよくよしてても仕方が無いさ。
成功したものを長く味わっていてもいけないしね。』

と、次々新しい思索へと動き出す。

とにかく、ノンストップで走りきった彼であったが、さすがに病には勝てなかったし、人には決められた寿命がある。

しかし、
完治のかなわぬ大病を患っても、
「本当に大切なものは何か？という事を真剣に考えてください。
夜、眠る前に自分がいかに素晴しいことをしたか？を、考えてみてください」
と、ある大学の卒業式にてそう語るのを聞いた時、

時間には限りがあること、
世の中は不変ではないこと、
そして、
何もしなくても一日は終わるが、
何かしようと思えば、何でも出来る一日がそこにあることにも気がついた。

はっきりと覚えてはいないが…
こんな感じの歌も思いだした。

あなたが、
何気なく過ごしてしまった一日は
死者が
あれほど生きたいと願っていた明日。

別に何か世の為にしなくっちゃ！と、焦るわけではないが、
せめて、夜眠る前くらいは

「こんな事が出来たし、あんな事も出来た」

・・・と、思い出したくなる様な一日を過ごしたいものだな～と、思った。