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グローバル化と中小企業 筑摩選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/01/18 |
JAN | 9784480015358 |
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グローバル化と中小企業
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
やや現地生産の話が多く、自分としては少し飛躍したステージの本となってしまったが、海外文化や特徴を知るという意味では分かりやすかった。また「走りながら考える」中小企業のケースが多く、苦労するポイントも掴むことができる。
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JMOOC OpenLearning, Japan「グローバルマネジメント(入門)」Week4参考文献。
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本書は、一般的にいわれている日本製造業の「空洞化」という認識に真っ向から反対している「反空洞化論」であると思った。いわゆる日本の製造業の空洞化が進行しているとの経団連などの主張に対し、ではなぜ円高が進行するのだろうとの違和感をつねづね感じていたが、本書を読んでその誤りがわかった...
本書は、一般的にいわれている日本製造業の「空洞化」という認識に真っ向から反対している「反空洞化論」であると思った。いわゆる日本の製造業の空洞化が進行しているとの経団連などの主張に対し、ではなぜ円高が進行するのだろうとの違和感をつねづね感じていたが、本書を読んでその誤りがわかった思いがした。 本書では、日本のおかれている現状は空洞化ではなく、「日本のものづくりの変化と、東アジアという広がりで協力しあう国と地域で日本の中小企業の技術や技能が新しい意味と役割を獲得しつつあることの実証である」としている。 「東アジア諸国を国ごとに捉えるよりもひとつの地域として考える」とした視点は説得力がある。それは「空洞化」ではなく、産業構造をめぐる諸条件の変化であり、それへの対応を適切にできている中小企業は大きく発展しているというのだ。 本書のもうひとつの視点は、具体的な中小企業の活動への徹底した現場調査だ。迫力ある具体的な調査は、説得力があると共に興味深いと感じた。 また本書で指摘している「歴史経路依存性」の概念も興味深かった。それぞれの国の歴史の経路からその後の途上国からの離陸・近代化する条件の考察は説得力があると感じた。 ただ、本書はもっと「日本の製造業の空洞化」という世間の主流の主張をもっと徹底して批判し、それを覆す主張をしてもよかったのではないのかとも感じた。本書は、海外で活躍する中小企業を足で取材した良書であると思う。
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