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廃墟に乞う 文春文庫
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廃墟に乞う 文春文庫

佐々木譲【著】

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廃墟に乞う 文春文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/01/04
JAN 9784167796037

廃墟に乞う

¥693

商品レビュー

3.2

146件のお客様レビュー

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2025/02/01

第142回直木賞受賞作品 仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触さ...

第142回直木賞受賞作品 仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触された仙道は、旧炭鉱町へ向かう(表題作)。リゾート村、札幌の倉庫、競走馬生産牧場…を舞台に、警察手帳も銃も持たない休職刑事が事件に新たな光と闇を見出す、連作警察小説。直木賞受賞作。

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2024/06/10

舞台は北海道。とある事件によってメンタルを病んでしまい休職中の刑事、仙道が主人公。療養中で暇を持て余している彼のもとへ、過去の事件で関わりのあった人々から依頼が舞い込む。休職中で警察権限を使えない仙道だが、警察関係の人脈と地道な調査によって事件を解決に導く…というパターンの連作短...

舞台は北海道。とある事件によってメンタルを病んでしまい休職中の刑事、仙道が主人公。療養中で暇を持て余している彼のもとへ、過去の事件で関わりのあった人々から依頼が舞い込む。休職中で警察権限を使えない仙道だが、警察関係の人脈と地道な調査によって事件を解決に導く…というパターンの連作短編集。 名前は知ってたけど初めて読む作家さん(多分) 最初、シリーズものの1冊かなと思ったけど違ったようだ。 表題作の「廃墟に乞う」は第142回直木賞受賞作。さびれた北海道の町の情景が哀愁を誘う。が、正直なんでこれが直木賞に選ばれたんだろう?と思った。 仙道は優しい人物なんだろうけど、なんだか人物像がぼんやりしていて掴みどころがなく、一本調子で淡々と物語が進むのでなかなかページをめくる手が進まず、私には少し退屈に感じられた。

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2024/05/09

任務がもとで心身を耗弱し休職中の刑事仙道のもとにかつての知り合いから連絡が入る。 殺人事件の容疑をかけられている男性を助けて欲しい。 北海道を舞台に繰り広げられる6つの連作集。 休職中の刑事だけに事件に踏み込んでいく訳にもいかないが道警の刑事とのやりとりの中で事件を解決に導いてい...

任務がもとで心身を耗弱し休職中の刑事仙道のもとにかつての知り合いから連絡が入る。 殺人事件の容疑をかけられている男性を助けて欲しい。 北海道を舞台に繰り広げられる6つの連作集。 休職中の刑事だけに事件に踏み込んでいく訳にもいかないが道警の刑事とのやりとりの中で事件を解決に導いていく。 連作最後にはその後刑事として復職するであろう仙道の姿が予測できる描写があった。 彼がここに至るまでの壮絶な体験をした事件の詳細を別な一冊として読みたいと思った。

Posted by ブクログ