1,800円以上の注文で送料無料

科学による反革命 ハイエク全集 第2期3
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

科学による反革命 ハイエク全集 第2期3

ハイエク【著】, 渡辺幹雄【訳】

追加する に追加する

科学による反革命 ハイエク全集 第2期3

5,060

獲得ポイント46P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784393621936

科学による反革命

¥5,060

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/07/27

これまた強烈な社会主義に通じる思想への徹底的な批判。 第1部は、「個人主義と経済秩序」でも議論されていた社会科学が自然科学とは違うものであるという議論の再整理という感じだが、第2部〜3部が、社会主義、科学主義の思想史的な探求で面白い。 ハイエクによると、その起源は、フランスの...

これまた強烈な社会主義に通じる思想への徹底的な批判。 第1部は、「個人主義と経済秩序」でも議論されていた社会科学が自然科学とは違うものであるという議論の再整理という感じだが、第2部〜3部が、社会主義、科学主義の思想史的な探求で面白い。 ハイエクによると、その起源は、フランスの百科全書派などの理性主義者で、エコール・ポリテクニクの人々。 ここの数学者や物理学者の影響で、社会を「科学的」に理解し、「工学的」に改良しよう、という傲慢な思想家が出て来る。 その流れの中心が、サン・シモンからオーギュスト・コントで、その影響がヘーゲル左派を経由して、マルクスにたどり着く。 サン・シモンの影響がそこまで強いのかどうかは判断できないが、かなり説得力がある議論だと思う。 個人的には、フランス革命〜マルクスの源流は、ルソーだと思っていたのだが、ルソー自体は科学主義・理性主義的ではないので、何かミッシングリンクがある気がしていた。 ちょっと、そのリンクが見えた気がして、結構、スッキリ。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品