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Over The Rain SHYノベルス
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Over The Rain SHYノベルス

橘紅緒【著】

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Over The Rain SHYノベルス

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大洋図書
発売年月日 2011/12/26
JAN 9784813012450

Over The Rain

¥946

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2014/09/24

すっごく難しかったな~!記憶喪失?というよりも記憶が飛んじゃう感じなので文章の繋がりがすごく難しい。 作家様独特のそういう感じも初読みだったからなかなか読み取れずちょっと真相が分かるまではしんどかったかな~。 でもこういうタイプのお話は読み直してやっと良さがわかるんだろうな~とは...

すっごく難しかったな~!記憶喪失?というよりも記憶が飛んじゃう感じなので文章の繋がりがすごく難しい。 作家様独特のそういう感じも初読みだったからなかなか読み取れずちょっと真相が分かるまではしんどかったかな~。 でもこういうタイプのお話は読み直してやっと良さがわかるんだろうな~とは思います。

Posted by ブクログ

2014/08/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

・ 高星 麻子さんのイラストが好きなので、それも含めて☆4つにしました。 ・ちょっと映画風なミステリー仕立て。 ・受けの「結」が3歳年下(中2)で、声変わりもまだ。 女の子っぽくて髪は紅茶色、目は茶色。のフランス人のハーフでかわいらしかったのに 4年後はすっかり大人(高3)で男性っぽくなっていて、惚れ惚れ。 ・結は過去にトラウマで色々あり、記憶が曖昧。 ・結が幼いころから翻訳家になると決めており、その意志の強さが好ましかった。そのため大阪なのに標準語喋り。 ・攻めが受けによって希望を見出していくところも好き。 ・2度読んでも良いなと思った作品。 ・同作者の「唇でこわされる」も良かった。

Posted by ブクログ

2012/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あぁ、判定するのが難しい。万人受けする話じゃないと思う。でも私はこの作家さんが好きなので、どうしてもひいき目…。 “この人”って誰?“彼”って誰?“眼鏡の男”って…?すべてはラストで明かされる。 相変わらず時間軸と相関図がわかりづらくて、橘さんらしい“あえての言葉足らず”。橘紅緒スキーじゃないと、この世界に入り込むのは難しいのかもしれない。 夢なのか現実なのか境界線が曖昧で、 まるで眠りに落ちた誰かが見ている夢を横から傍観しているような不思議な感覚。どこか観念的な描写に、土屋政雄さん訳の『イングリッシュペイシェント』を思い出した。 誰もが欲しがるきれいな結は、人知れず学校の先輩で義兄でもある穂積を熱愛している。それに気付けない穂積は静かに胸を焦がす。きれい系の攻とナイーブな受はもう橘的鉄板の組合せ。 相変わらず、受の見事なまでの盛大な勘違いで話がこじれる。結末はいたってシンプルにすぐ目の前にあるというのに。 文中に散りばめられた不思議が、最後の最後で一本の糸でつながる。 どうして穂積は雨が苦手なのか、どうして記憶が途切れたり、突然眠りに落ちてしまったりするのか。大事な人を失くしてしまうことが怖くて、全部忘れてしまう穂積の過去も未来も結が照らしてくれたらいいな。 ぜひとも二度読みしてみてください。すべてが腑に落ちます。

Posted by ブクログ

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