殺しはオペラを聞きながら イヴ&ローク 26

J.D.ロブ【著】, 中谷ハルナ【訳】

• 販売会社／発売会社: ヴィレッジブックス
• 発売年月日: 2011/12/19
• JAN: 9784863323568

商品レビュー

2025/09/21

ロークがイヴと一緒に、文字通り「最初から最後まで」操作に参加したのは初めてでしょうか。
これまでのようにターニングポイントで活躍するのではなく、地道な(そしてその多くが徒労の)作業にうんざりしたり、イラついたりするロークの姿は新鮮でした。

9年前に取り逃した犯人との再戦でしたが、最後には違法な手段を使ったとはいえ、しっかりと因縁を断ち切り正義を果たすことができました。

イヴだけでなく、女性の強さを思い知らされるエピソードでした。

2014/08/30

ロマンティック・サスペンスの最高峰、待望の新作！

2060年3月。凄惨な拷問を受けた女性の死体がマンハッタンで発見された。胴体には85時間12分38秒という文字が刻まれていた。その時間が何を意味するのか、イヴにはわかっていた。犠牲者が拷問を受け始めてから絶命するまでにかかった時間だ。この犯行の手口はイヴが9年前に取り逃がした連続殺人犯のものだった。「あいつが戻ってきた」─―イヴは怒りに燃えて捜査を開始した。だが、やがて第二の殺人事件が発生。不可解なことに、犠牲者はいずれもロークの傘下の企業で働く女性だった。果たして犯人の意図は？

2013/08/28

イヴ＆ロークシリーズ 第26

今回はとても執拗で、異常者な犯人に対し言葉通り特別チームが全力で操作に当たる。お話

昔取り逃がしてしまった犯人がまた現れた

過去犠牲になった彼女達のため、また、さらなる犠牲にされようとしている彼女達のためにもイヴと、過去の主任フィーニー、モリスまでもが立ち上がり最強タッグでの捜査

また犯人の最後のゲストはイヴという事実が判明した時のロークの愛の深さ

同じ登場人物が出てくる話なのに、前作とは全く違う話になる
この作品を何度読み直しても「おもしろい」と思える要素です

今回はサマーセットのパパっぷりにほっと一息させられました

イヴも成長している

うー、次回作にも期待！