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ジスカルド・デッドエンド 星海社FICTIONS
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ジスカルド・デッドエンド 星海社FICTIONS

泉和良【著】

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ジスカルド・デッドエンド 星海社FICTIONS

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 星海社/講談社
発売年月日 2011/12/17
JAN 9784061388208

ジスカルド・デッドエンド

¥1,320

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2012/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「僕」が敬愛してやまない創造者、ジスカルドこと「じすさん」が死んだ。 死に向かってひた走る彼と僕の、最後の交流。なぜ彼は死を選ぶのか? ものをつくること(クリエイション)とは、いったい何なのか? 現実と非現実が交錯する、新鋭・泉和良の反(アンチ)自伝的フィクション。

Posted by ブクログ

2012/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※以下、完全にネタバレです※ デイジーは、ゲーム作家ジスカルドを尊敬し、自らもゲームを創作する大学生。ジスカルドが死を決意した時から、彼のゲームのキャラクターの幻影がデイジーの前に現れる。ジスカルドの死への願望と恐怖感が二つの勢力に分かれ、後者がデイジーを宿主に選んだのだった。ある創造者の孤独と死をめぐる物語。 小説第6作。「ジスカルド」は著者のハンドルネームの一つで、ゲーム作家としての著者の実像に迫った作品。 帯の「反(アンチ)自伝的フィクション」という謳い文句は、語り手がジスカルドでないことや、ジスカルドが生きた過程でなく死んだ過程を描いた内容であることを指すか。 公式サイトにまつわるエピソード、オフ会、ゲーム「宇宙の果て」「あの世」のキャラクターなどファンには身近な内容が盛り込まれた作品ではあるが、ジスカルドや彼のゲームを知らない読者が楽しめるかどうかは疑わしい。特にストーリーが弱く、結末がすでに冒頭で述べられる上、死の真相が明かされるわけでもない。 個人的には、著者の創造に対する姿勢を窺い知ることができた点はよかったが、ストーリー・キャラクターともに物足りなかった。内輪向けという意味でなく、著者独特の感覚が炸裂した作品に期待したい。応援しています。

Posted by ブクログ

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