商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/12/12 |
JAN | 9784488198091 |
- 書籍
- 文庫
夏の夜のわるい夢
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夏の夜のわるい夢
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
最初の数ページで犯人が誰かわかってしまいました。。。 主人公の魅力にかける気がするのは私だけ、、、?
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コーンウォールに住む女流画家ローズのシリーズ。 若々しくて気取らない、誰もが打ち明け話をしたくなるような親切で偏見のない人柄。 卒業してすぐにコーンウォールに魅せられて住み着き、写真やイラストの仕事をしていた。 20年幸せな結婚生活を送ったが、夫が亡くなり、落ちついてから改めて本...
コーンウォールに住む女流画家ローズのシリーズ。 若々しくて気取らない、誰もが打ち明け話をしたくなるような親切で偏見のない人柄。 卒業してすぐにコーンウォールに魅せられて住み着き、写真やイラストの仕事をしていた。 20年幸せな結婚生活を送ったが、夫が亡くなり、落ちついてから改めて本格的に画家デビューしていく。 デニムのスカートでスケッチをして歩き、日焼けしているローズ。 あまりオシャレな方ではないので、重い腰を上げて長い赤毛をカットに美容院へ行く。 裏庭の剪定を頼むために推薦された男に電話したり。 親友のローラと飲みに行ったり、慈善バザーに顔を出したりという日常。 地元で事件が起きると、ローズは関係者のすべてをどこかで知っていたりするため、何かと相談を持ち込まれる。 今回は、レイプ事件。絵画教室で教えている才能ある女性ジョイスの娘サムが何か知っている? 悩んでいる様子に、話を聞いてみようかと思わず言うローズ。 一度は別れた恋人のジャック・ピアース警部とよりを戻したが、互いに距離のとり方に気をつかっている段階。 長年愛した夫と比較しそうになってそれが嫌だと思ったり。 もう若くはないが、ぜんぜん年寄りでもない~揺れる年代。 男らしい性格のジャックは巻き込まれがちなローズが心配で口うるさくなりがちで、ローズも意地を張り、すぐにケンカになってしまうのだが。 ローズの母の急病という事態もあり、夏の夜に思いがけない出来事が。 コーンウォールの風物が魅力的。 長く住み着いている人間たちと観光地としての側面が絡み合い、大人の視点で展開します。 美味しそうなお料理も。 女性らしい日常的な描写も多いのでコージー系に分類されると思いますが、ほのぼのというよりは普通にリアル。 原著は2002年発表。 次作で最終巻らしいです。 残念~! リアルなだけに、ヒロインが事件の渦中に飛び込み続けるのは、限界があるのかも知れないですね。 新シリーズでも良いけど、読みたいです。
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レイプ事件の被害者の周辺から相談を持ち込まれたことで、ローズはまたしても事件に関わることになってしまう。 イッポウコーンウォールでは窃盗事件が頻発し、ピアース警部は多忙を極めていた。 レイプと窃盗というふたつの事件を軸に進む今回のお話。 どちらの事件もミスリーディングさせたい作...
レイプ事件の被害者の周辺から相談を持ち込まれたことで、ローズはまたしても事件に関わることになってしまう。 イッポウコーンウォールでは窃盗事件が頻発し、ピアース警部は多忙を極めていた。 レイプと窃盗というふたつの事件を軸に進む今回のお話。 どちらの事件もミスリーディングさせたい作者の意思もお構いなく、犯人はかなり早い段階で分かってしまう。 だって「犯人です」って名札下げて登場してくるようなものなんだもん。 ロマンス部分も相変わらずで、主人公のローズが性格悪いんで読んでいて共感できないし、なんでこんなにモテモテなのかさっぱり納得できない。 しかしシリーズのほかの巻の感想にも書いたけど、作家・写真家というローズの作品に色がまったく感じられないのが一番辛い。 彼女の絵の何がそんなに人をひきつけるのかがこちらに伝わる描写がないんだもん。 すごい絵を描きました。だけじゃ体感に落ちてこないんだよ。 次回シリーズ最終巻ということで、今回はいろんな人がばたばたと動いて、それもまた慌しくてウソっぽいというか。 でもせっかくここまで読んだんだからラスト1作も頑張って読もう
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