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動物と話せる少女リリアーネ(6)
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動物と話せる少女リリアーネ(6)
¥968
在庫なし
商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この作品で一番感動した所は、リリのお母さんは今までリリの能力を絶対に公開したくないと考えていたのに、リリが他の子と違う点を隠さずに自分らしく生きられるようにと、公開した所です。 トリクシィがリリとイザヤと、仲直り(?)した所も感動しました。 本当の親が海外から帰ってこなくて(誕生日にサプライズで帰ってきた)悲しいイザヤ、本当の親に虐待を受け(そのせいでリリをいじめていた)、おばあちゃんと暮らしているトリクシィ、本当の親に自分の力を魔女、バケモノ等と言われてしまったリリ(もう仲直りした)、みんなそれぞれ大変だなぁと思った。
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私がこの本で1番びっくりしたのは、リリにいじわるをしていたトリクシィがリリたちにやさしくなったことだ。びっくりしたけど、トリクシィはすごいと思った。あと、リリのことでずっと厳しくしていたママが、リリの本当の気持ちに気づき、リリのヒミツをみんなに話したことだ。リリもママも笑顔になっ...
私がこの本で1番びっくりしたのは、リリにいじわるをしていたトリクシィがリリたちにやさしくなったことだ。びっくりしたけど、トリクシィはすごいと思った。あと、リリのことでずっと厳しくしていたママが、リリの本当の気持ちに気づき、リリのヒミツをみんなに話したことだ。リリもママも笑顔になっていたので私もうれしくなった。そして、イザヤも両親が家に帰ってきて、とてもうれしそうだったのでよかった。
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“「えーと、どうも」トリクシィはためらいながらつぶやきました。「だいじょうぶ?」リリが泣いていることに気がついているようです。 とつぜん、リリはものすごい勢いで怒り始めました。「関係ないでしょう!だいたいここになにしに来たのよ!人の家に勝手に入ってこないで!あっち行って!」リリは...
“「えーと、どうも」トリクシィはためらいながらつぶやきました。「だいじょうぶ?」リリが泣いていることに気がついているようです。 とつぜん、リリはものすごい勢いで怒り始めました。「関係ないでしょう!だいたいここになにしに来たのよ!人の家に勝手に入ってこないで!あっち行って!」リリは出しぬけにさけぶとこぶしをにぎりしめ、地面をなぐりつけました。 「うわあ」トリクシィはかわすように手をあげました。「落ちつきなさいよ、スーゼウィンド。まだなにもしていないじゃない!」トリクシィは驚いて口をへの字に曲げました。「昔ならともかく、最近はなにもしていないでしょ」 リリはうなだれました。トリクシィの言う通りです。 「パンダのことで話し合いたかっただけよ」”[P.198] 6巻目。 良かった……! 頭上で飛び交うラブに微妙な顔してるリリ可愛い。 “すると、猫は言葉につかえ始めました。『それに……特別な、ひじょうにきわめて……』そこで、猫はだまりこんでしまいました。なにかが猫の中でおこっているようです。『スーゼウィンド嬢!』とつぜん、猫はとてもかきみだされたようにニャアと鳴きました。『わたくし、提案がございますの。こんなこと、だれにもしたことがございませんのよ』 「まあ」リリは興味津々に身を乗りだしました。 猫はためらっていましたが、ふいに言いました。『ファーストネームで呼び合いましょ!』 リリのまゆが高くあがりました。「ファーストネーム?」 『ええ。これからは、友情の印として名字ではなく、名前で呼んでくださってもよろしくてよ』シュミット伯爵夫人はやっと口に出しました。”[P.262]
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