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国家と歴史 戦後日本の歴史問題 中公新書
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国家と歴史 戦後日本の歴史問題 中公新書

波多野澄雄【著】

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国家と歴史 戦後日本の歴史問題 中公新書

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/11/25
JAN 9784121021373

国家と歴史

¥968

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2023/03/11

確かに国家には歴史観は必要だと思う。定まった考えがなければ施策を上手く説明、理由づけするのは難しくまた世論の納得感も得られない。過去を誤りのない真実はとして証明するのは不可能だ。それを絶対と決めつけるのが危険な事も分かる。 絶対はないと言う前提のもと、自分なりの考えを持ち人に強要...

確かに国家には歴史観は必要だと思う。定まった考えがなければ施策を上手く説明、理由づけするのは難しくまた世論の納得感も得られない。過去を誤りのない真実はとして証明するのは不可能だ。それを絶対と決めつけるのが危険な事も分かる。 絶対はないと言う前提のもと、自分なりの考えを持ち人に強要する事なく、あらゆる考えを受け入れる事が大切だと感じる。歴史観は個々の人々の周りに、そして心の中に作り上げていくものだ。

Posted by ブクログ

2019/02/22

タイトルが内容と一致していない。副題の「戦後日本の歴史問題」が適切だろう。内容は戦後の戦争責任問題を追った労作だが、経緯に重点を置いた記述は少々退屈。

Posted by ブクログ

2014/05/28

波多野澄雄『国家と歴史 戦後日本の歴史問題』中公新書、読了。戦後日本は、先の大戦をどのように検証し、国民に説明し、負の遺産にどのように向き合ってきたのか。一億層懺悔から戦争記念館まで--。「脱帝国化」に失敗した戦後日本の歩みを概観し、未来への説明責任を展望する一冊。 帝国臣民...

波多野澄雄『国家と歴史 戦後日本の歴史問題』中公新書、読了。戦後日本は、先の大戦をどのように検証し、国民に説明し、負の遺産にどのように向き合ってきたのか。一億層懺悔から戦争記念館まで--。「脱帝国化」に失敗した戦後日本の歩みを概観し、未来への説明責任を展望する一冊。 帝国臣民とされた旧植民地出身者は講和により外国人と規定された。帝国においても日本人とみなす一方で対内的には戸籍をもって外地人を峻別、転籍の自由も認めなかった。国籍と戸籍は統治の便宜的技術として利用されたが、脱帝国後もていよく峻別は利用された。 旧植民地出身者に対する扱いや靖国神社の「宗教」としてのあり方は「脱帝国化」の失敗であり、「『歴史問題』は必ずしも日中戦争・太平洋戦争や植民地支配に起因するものばかりではない。問題の源をたどると国民国家としての形成時にさかのぼるものもある」。 憲法の言う平和国家論を『国是』として守り抜こうとすれば、村山談話を力強く支えるような内実を与える必要がある。その内実とは、近代日本の戦争と膨張主義の遺産についての歴史的検証可能な知的的基盤の形成。この「未来への説明責任」が最も欠如している。

Posted by ブクログ

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