なみだどろぼう

キャロル・アン・ダフィ(著者), こしばはじめ(訳者), ニコレッタセコリ

• 販売会社／発売会社: 新樹社
• 発売年月日: 2011/11/10
• JAN: 9784787586186

商品レビュー

2021/04/11

幻想的な美しいタッチの絵が好みでなかったせいか、涙を盗まれるのが怖かったのか、後1ページで読み終わるところまできて5歳5ヶ月の息子から「もうこれよまないで」と読み聞かせシャットアウトw
姿を隠し家々にこっそり忍び込んでは、泣いている子どもの悔し涙、嘘の涙…様々な涙を盗むなみだどろぼう。なみだどろぼうが子どもたちの涙を盗む理由がまたロマンチック。
ラストの神秘的に光り輝く夜空を見ながら、息子の日々流した涙が美しい月の光に溶け込んでいると想像するととても優しい気持ちになる。

2020/07/20

イギリスの詩人
今とても支持されているそうです
受賞も多いのですね

「なみだどろぼう」
すてきですね
the tear thief
子どもの涙を集めます

イラストが幻想的でうっとりさせてくれます
やさしい気持ちにさせてもらいました

≪　なみだをね　そっとあつめて　そそぐ月　≫

2012/06/15

こどもたちのなみだを集める"なみだどろぼう"。
そのなみだをザックに入れると、なみだの種類によってエメラルドのような緑色、トルコ石のような青緑色など様々な色をした宝石になります。
そしてなみだどろぼうはそれらのなみだを月の光に流し込む。だから月の光は、笑いや苦しみや怒りや退屈のなみだなど色々ななみだから出来ています。
絵も内容も幻想的で好きです。