商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2011/10/28 |
JAN | 9784575839814 |
- コミック
- 双葉社
まりかセヴン(01)
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まりかセヴン(01)
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
ネットで目にした表紙はちょっと不気味に見えたけれど、無料公開を読んではまった。これはおもしろい。 能書きは「女子高生巨大変身ヒロイン漫画」。ある日、ふつーの(というか、平らなところでこけるような、どんくさい、運動不足の)高校生・三條まりかが授業を受けていると、怪獣が出現。みん...
ネットで目にした表紙はちょっと不気味に見えたけれど、無料公開を読んではまった。これはおもしろい。 能書きは「女子高生巨大変身ヒロイン漫画」。ある日、ふつーの(というか、平らなところでこけるような、どんくさい、運動不足の)高校生・三條まりかが授業を受けていると、怪獣が出現。みんなが逃げるところに、「私とのカンケーはカレ氏とかそういうアレじゃなくって」という関係の田子ノ浦センパイが一眼レフ持って登場。まりかは自分の意志とは反して怪獣の方に走っていき変身。巨大ヒーロー、いやヒロインになる。 なぜかまりかの体には「セヴン」と称する宇宙人みたいなものが取り憑いていて、まりかとセヴンが協働して巨大ヒーローの体を動かし、怪獣を倒すのだ。 巨大ヒロインの姿は男性形のセヴンの形状が女性化したもので、レオタード着てヘルメットかぶっている女の子という感じ。顔は往年の巨大ヒーローもの(サンダーマスクとかシルバー仮面)を連想するが、三つ編みのお下げが付いている。この作者さん、私はこれまで知らなかったが、絵柄は園田健一にちょっと似ている。ミリタリーマニアなのも。でも園田健一ほどエッチじゃない。おっぱいの上部とお尻の上部に隙間が空いている衣装だが、その下は肌色じゃないから、これは模様なのだ。 時代はごくふつーの今。怪獣が登場すればまず皆がやることはケータイを構えて撮影すること。第1話が公開されてから現実にはこの2年半でスマホが増えたが。まりかは宇宙人に「セヴン」と自己紹介されて、「なに〈セヴン〉?」と聞く。巨大ヒロインの正体を知ったセンパイは、2ちゃんねるに周到な作戦を仕掛けて、「まりかセヴン」という名称を浸透させる。他方、自衛隊機は「目標は二体」と報告するが、すぐにまりかセヴンを味方と認識して、怪獣扱いしたりはしない。「二体目の形状は!?」「わりとカワイイです!」。 これが21世紀日本のリアリティなのだ。自衛隊がまりかセヴンをコードネーム「ブレイド」(お下げ髪)で呼ぶなんていうのは、ミリオタ的リアリティかな。 なぜ宇宙人に憑依されたか。流れ星を見ていたらぶつかったのである。セヴンは貴重な「野生種」である人類を守るために、怪獣を捕獲していたのに、誤ってばらまいちゃったんである。それで人類と合体して、怪獣が現れると退治することにした。てきとーに人間に取り憑いたら、運動能力の低いまりかで困ったが、宿主を入れ替えると査定に響くと、宇宙人の方も小役人的リアリティに支配されている。空も飛べることをなかなか明かさず、やむをえず飛ぶことになると「すごーく高くつくんだよ」。 怪獣に人が踏みつぶされてるとか、さらっと言及されたり、「異種生命体との共存を安易に考えるんじゃない」とかクールだけれど、いたってほのぼのとしているのは、初代『ウルトラマン』に似た味わい。
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ヒザカックン的な特撮系ヒーロー漫画。この手のパロディ漫画は閉鎖的な笑いになりがちだと思うけど、なかなかどうして、誰がみても面白い漫画になっている。まりかとセンパイのキャラ設定勝ちかな?ブットビ過ぎ(笑)。個人的に結構好きです。 破壊魔定光と似た系統の漫画だけど、コッチの方がヌ...
ヒザカックン的な特撮系ヒーロー漫画。この手のパロディ漫画は閉鎖的な笑いになりがちだと思うけど、なかなかどうして、誰がみても面白い漫画になっている。まりかとセンパイのキャラ設定勝ちかな?ブットビ過ぎ(笑)。個人的に結構好きです。 破壊魔定光と似た系統の漫画だけど、コッチの方がヌルいです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
運動神経がなく、どこか抜けたところのある三條まりか。ある日突然怪獣が現れ、自分が巨大化して戦うことになる、というお話。 ちょっと変わった映像フリークのセンパイと、ほのぼの系ギャグ漫画を展開しながら、ウルトラマン的なお約束をどんどん破っていく。 その一方で、まりかに宿っているセヴンには裏がありそうななさそうな。怪獣側にもいろいろ事情がありそうだし。 まりかセヴン、意外と面白いです。
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