商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2011/10/07 |
JAN | 9784796686242 |
- 書籍
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要介護探偵の事件簿
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要介護探偵の事件簿
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商品レビュー
3.6
92件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハチャメチャ! こんな漲った72歳、しかも車イス老人。存在するか? 居たら勿論楽しい。ワクワクする・・・。 【あらすじ・冒頭のみ】 ①要介護探偵の冒険 「こんな不味いメシが食えるかあっ」嘘の名古屋コーチンに激怒し膳をひっくり返す72歳、車イスの香月玄太郎。そんな彼が所有する土地の隣接地で人が死んだ。 ②要介護探偵の生還 玄太郎が倒れた。自分のオフィスで電話中だった彼が、いきなり床に昏倒したのだ。脳梗塞が原因で後遺症が残るという。息子たち、その嫁、長女がすぐに駆けつけてきて手術に同意した。 ③要介護探偵の快走 庭に作った舗装路で車イス競争をする玄太郎と次男の研三。「新車」の玄太郎が圧勝するが、「賞品」を出すと約束していたが、玄太郎が譲ったのは、今、研三が乗っている玄太郎のお古の車イスであった。 ④要介護探偵と四つの署名 銀行が計画停電を予定していたその日、閉店間際、ちょっと銀行に寄ったのは玄太郎が現金を引き出すのが好きだったから。しかし、シャッターが閉まり切るすんでのところで店内に転がり込んで来た四つの人影は・・・。 ⑤要介護探偵最後の挨拶 玄太郎はピアノ弾きという肩書きの入居希望者の面接をした。岬洋介と名乗ったその青年は透き通った目をしていて、海軍の青年将校を思わせるほど姿勢が良かった。その面接の余韻に浸っているとき大物政治家の訃報が入ってきた。 この手ごたえ。中山千里にもハマってしまうんだろうな。
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はじめは強烈なおじいちゃんという印象ばかりが強いのですが、しだいに玄太郎さんの魅力が分かってきて大好きになりました。これが『さよならドビュッシー』につながると思うと切ないです。
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「要介護探偵の冒険」 「要介護探偵の生還」 「要介護探偵の快走(チェイス)」 「要介護探偵と四つの署名」 「要介護探偵の最後の挨拶」 の5編からなる短編集。タイトルにシャーロックホームズを感じますね。 快走は回想のもじりなのかな? 『さよならドビュッシー』で登場していた玄太郎さ...
「要介護探偵の冒険」 「要介護探偵の生還」 「要介護探偵の快走(チェイス)」 「要介護探偵と四つの署名」 「要介護探偵の最後の挨拶」 の5編からなる短編集。タイトルにシャーロックホームズを感じますね。 快走は回想のもじりなのかな? 『さよならドビュッシー』で登場していた玄太郎さんが大活躍。 そちらでは少ししか出てこなかったのであまりわからなかったけど、その我儘っぷり、言いたい放題っぷりにちょっとイラっとした。 1編目で読むのをやめようかなと思ったのだが、これがなぜか、そのうち痛快な気持ちに変わってくるのだ。 その通り、もっともだ、と。 まあ、周りにいたら振り回されてばかりなんだろうけどね。 『さよならドビュッシー』の登場人物も出てくる。 この後は…と考えると切ない。
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