商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/09/29 |
JAN | 9784101357737 |
- 書籍
- 文庫
恋細工
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
恋細工
¥565
在庫なし
商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
ただ技を極めようとする時蔵と、その背中を戸惑いながらも追いかけるお凛。なんとももどかしいままに進むなかで、お千賀やお清の存在が光る。大きな華が咲くわけではないものの (錺は華だけど)、職人気質や江戸気質の気風が感じられる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2021/6/6 職人の話。好物。 でも制約が多いんじゃ。息苦しいんじゃ。 江戸時代、女にできることは限られてる。その制約。 御改革でぜいたく品が禁止されてた。その制約。 エンディングで制約から解き放たれてもこの時代の解放感では私の求めにまで達しなかった。 恋模様も目に見えて報われることもなく不完全燃焼。 お凛が最後泣いて喜んだことも私にはそこまで… その慎みを楽しむのがいいんだろうな。 とは思うけどもっとスカッとしたかった。
Posted by
恋や跡目相続や天保の改革に友情などもあるが,最初から最後まで主人公お凛が錺細工に魅せられて工夫し研鑽を積み錺職人になる夢を叶える,江戸時代にはほとんど不可能なことが実現する手妻に胸がすく思いがした.
Posted by