商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/09/23 |
JAN | 9784120042874 |
- 書籍
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世界恐慌の足音が聞こえる
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世界恐慌の足音が聞こえる
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商品レビュー
2.3
4件のお客様レビュー
本書は、元大蔵省財務官として著名な人物の著作であるが、その内容は「世界恐慌の足音が聞こえる」という表題ほどセンセーショナルな内容ではないと思った。 昨年2011年9月の発行であるが、世界経済の現状をわかりやすく切り取っていると思えた。「立ち直れないアメリカ経済」「解体局面には...
本書は、元大蔵省財務官として著名な人物の著作であるが、その内容は「世界恐慌の足音が聞こえる」という表題ほどセンセーショナルな内容ではないと思った。 昨年2011年9月の発行であるが、世界経済の現状をわかりやすく切り取っていると思えた。「立ち直れないアメリカ経済」「解体局面にはいったヨーロッパ」「調整フェーズに入った新興国市場国」の分析は、悲観的シナリオだがわかりやすく読みやすい。しかし、その後現在までの世界経済の現実を見てみると、アメリカ経済は、不安材料は抱えているもののとりあえず上向いているし、ヨーロッパでのソブリンリスクは相変わらず危機的ではあるが、とりあえず経済的傷口に「絆創膏」は貼れているのではないかと思える。中国・インド等の新興国市場は成長率目標をやや下げつつも内需振興主導の成長政策への切り替えを模索し、小康状態を維持しているかのようにも思える。 本書の見解は、そういう意味では現実にあまり適合していないように思えるのだが、本書の価値は現在の世界経済の現状をわかりやすく理解できる点にあると思え、高く評価したいと思った。 本書で「水野和夫氏」の著作がしばしば引用されているが氏の「人々はグローバル経済の本質をなぜ見誤るのか」を読むと、世界経済が500年単位のタイムスパンで転換していく様相を詳細に分析している。本書は、水野和夫氏と同じく、現在のパックスアメリカーナというアメリカ主導の世界経済の時代が終わりつつあり、次の時代がはじまると主張しているようだ。 これは、はたして順当な見解なのだろうか。もしそれが正しければ、経済の低迷に対する通常の対策などはあまり意味がないことになるとも思えるのだが。いろいろと考えさせてくれる、興味深い本と思った。
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歴史とデーターばかりで、著者の問題提起およびその解決方法が書いてないので、本で読まなくてもよい内容。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
わりと同じことの繰り返しで、つまらない。 客観的事実を誇張しすぎており、細かいデータや引用が多すぎ。 原稿用紙の枚数だけ稼ぐ、大学生の卒論みたいだった。 「はしがき」だけ読めば、じゅうぶん。
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