児童虐待 親子という絆、親子という鎖

南部さおり【著】

• 販売会社／発売会社: 教育出版
• 発売年月日: 2011/09/10
• JAN: 9784316803043

商品レビュー

2022/04/20

　読むのが辛い事件がたくさんありました。
　子供を育てるということをもっと早くからきちんと教育すべきだと改めて思いました。

2015/05/13

前２作の著者の本が面白く、今回も興味のあるテーマだった。

児童虐待の実態と発生のメカニズム、および最終章は子育て論で構成されている。医学／社会学的な見地から見た問題提起であり、今までの類書とはまた違った視点からの現状分析が試みられているようにおもう。

最終章も「子育てハッピーアドバイス」に記載されているような全うな子育て論で、目新しさはないものの納得のいく記載であった。

医学書の片隅に置かれるのはもったいないと思う。子供を育てている人にこそ読んでほしい。

「児童相談所等への通告を、「逆愛の通告」というネガティブな意味でとらえるのではなく、「援助を必要とする親子の存在を行政に知らせる」というポジティブな意味でとらえることができる。」というのは強く同意。

著者はニコ生でも対談しているようなので、今度見てみようと思う。

2011/10/30

重たい内容を、押さえたタッチで記述してる。
悲惨な内容だけど、親はどう向き合えばいいのか、考えさせられる。