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失われた地平線 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2011/09/05 |
| JAN | 9784309463612 |
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失われた地平線
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失われた地平線
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
不老不死のおじいさんたちが、文化芸術に恵まれたチベットの上界(シャングリラ)に閉じこもって、暴力の絶えない下界にため息をもらすという、なんだかどうにもならない話。 第一次世界大戦で徴兵されたコンウェイは、そんな下界がほとほと嫌になっていたから、シャングリラに拉致られても激しく取り乱すことなく、まあなかなかいい場所じゃないか、具合で受容できた。 一方、同じく拉致られた他の三人は、俗世らしい各々の信念を保ったままで、コンウェイのように静まることはできなかったが、それぞらの形でシャングリラの生活を続けようとした。 コンウェイは俗世にいた時から達観していたから、遁世的な環境にもすんなり順応できたってわけね。 てか達観ってなんだろう。「感情の枯渇」って表現がどこかにあったけど、それが本作で言うところの達観なのかもしれない。 うーん、納得いかないけどね。なんだか逆張りしてるみたいで。 シャングリラの人々は、何事もほどほどにすべきだという中庸を1番の道徳規範にして生きている(設定)。 もちろん、それは競争まみれの下界と相反する信念であって、作中では「達観」の定義の一つであり、さらに大きく言い換えるなら、世界平和のための実践にもなると思う。 中庸を実践するにあたっての心構えとして、「怠惰」という言い方が、どこかに出ていた。何もやる気起きねえ、くっそだりー、って辞書通りの意味じゃなくて、生きることに焦らないで時間を大切にしましょう、というおおらかな意味で言ってたはず。 つまりまとめると、世界のみんなが怠惰になって、中庸の精神で生きていれば、世界はぐった平和に近づくよと、シャングリラの坊さんたちは主張しているわけね。 私は嫌です。 競争は否定できない。 シャングラを飾る文化の全てが、競争のない自由な精神活動によって生まれたかのように描かれているようだが、この世の全ての結果は競争によって生まれていると思ってるから。 怠惰では、なにも生まれない、世界は古びたまま止まって輝きが衰えていく。 というわけで、最後は女の欲に負けて脱出したコンウェイの行いはとても正しいのです。
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シャングリ・ラ 理想郷として歌や本などで度々目にする「シャングリ・ラ」の本とは!その事を知りすぐに読んでみる。 なるほど、出だし数ページで良い小説ということを感じる。海外文学好きじゃないのに、海外古典と言って良い作品にこれほど面白いっと感じた作品は他に思い出せないくらい。 ...
シャングリ・ラ 理想郷として歌や本などで度々目にする「シャングリ・ラ」の本とは!その事を知りすぐに読んでみる。 なるほど、出だし数ページで良い小説ということを感じる。海外文学好きじゃないのに、海外古典と言って良い作品にこれほど面白いっと感じた作品は他に思い出せないくらい。 飛行機が何者かに乗っ取られ、チベットの山中に不時着、そこからたどり着いたのが、理想郷とも言える「シャングリ・ラ」。ここで主人公はこの場所の成り立ちを少しづつ理解するようになり、と言う物語。 今でもまだ未開の地が有るのに、戦後の時代にこの理想郷行った人の話が有り、当時の人であれば興味をそそられるだろうと思うし、本当の話じゃないかと想像が膨らみワクワクしながら読んだ。男はこういうストーリーが好きだと思う。登場人物もそれぞれキャラが立ち、ミステリーの部分と相まって楽しい。
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理想郷「シャングリラ」って何なのでしょう、、 1930年頃にインド・パキスタン辺りの領事館をしていた主人公が現地の暴動により飛行機で非難する際に乗り併せた3名と共に飛行機ごと誘拐され連れて行かれた先がチベットの山奥深くのラマ僧院だった。 僧院は最果ての雪深い奥地にも関わら...
理想郷「シャングリラ」って何なのでしょう、、 1930年頃にインド・パキスタン辺りの領事館をしていた主人公が現地の暴動により飛行機で非難する際に乗り併せた3名と共に飛行機ごと誘拐され連れて行かれた先がチベットの山奥深くのラマ僧院だった。 僧院は最果ての雪深い奥地にも関わらず上下水道や暖房装置・図書館等近代的な設備の整った建物で誘拐された4人は客人として手厚くもてなされているが山奥に不釣合いな僧院とふんだんに贅沢な物資や教養が高く清潔な僧侶の存在は不思議さを通り越して怪しさ満載である。 やがて僧院の大ラマ僧と面会が叶いここは不老不死の理想郷「シャングリラ」であり後継者を150年近く待ち望んでいたと、、、この僧院は大ラマ僧である彼自身が150年前に創設し200歳の現在迄ひっそりと教義を積んできたがもう死の縁に居り主人公こそが継ぎの後継者だと諭されるが。。。 世界的なチェーンのホテル名にもなっている馴染みのある言葉「シャングリラ」は著者ジェイムズ・ヒルトンが1933年に発表されたこの小説によって理想郷(ユートピア)の代名詞として有名になったものです。 フィクションと判っていながらも読み進む程にチベットでの生活と思索や教義に生きる清貧な暮らしぶりが何だか現実的な雰囲気を醸し出しておりふんわりと柔らかくも摩訶不思議な世界に引き込まれる事請け合いです!
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