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探偵術マニュアル 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/08/31 |
JAN | 9784488197544 |
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探偵術マニュアル
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探偵術マニュアル
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
2017/08/31 探偵と記述者という、ある種ホームズとワトソンを彷彿させるようなペアを総合して管理する探偵社。 ある日主人公のアンウィンは記述者から探偵へと昇進させられる。 自分に新しく充てがわれた部屋に行くとそこには先輩の死体が…… 後半には夢の世界と催眠術が出てきて、純...
2017/08/31 探偵と記述者という、ある種ホームズとワトソンを彷彿させるようなペアを総合して管理する探偵社。 ある日主人公のアンウィンは記述者から探偵へと昇進させられる。 自分に新しく充てがわれた部屋に行くとそこには先輩の死体が…… 後半には夢の世界と催眠術が出てきて、純粋な推理小説ではないかなと感じた レコードで過去起きたことを観察できるのは面白い
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タイトルといい帯の煽り文句といい、どうかしてるなぁ、いい意味で。 「カリガリ・サーカスって!」と、ページを捲る前から黒い笑いが込み上げてきた。 探偵が失踪したため、事務方だった主人公が否応なく格上げされ、 探偵必携のマニュアルを頼りに覚束ない足取りで捜査に乗り出す、 推理ものとい...
タイトルといい帯の煽り文句といい、どうかしてるなぁ、いい意味で。 「カリガリ・サーカスって!」と、ページを捲る前から黒い笑いが込み上げてきた。 探偵が失踪したため、事務方だった主人公が否応なく格上げされ、 探偵必携のマニュアルを頼りに覚束ない足取りで捜査に乗り出す、 推理ものというより夢現をさまよう不条理な幻想小説なのだけど、 一応、殺人が起き、終盤で犯人と動機が明らかになるので、 ミステリの一種には違いない……かな? 主人公が巨大組織の末端構成員で、所属先の全体像も把握しきれていない点は イスマイル・カダレの『夢宮殿』に似て、 夢遊病者たちと彼らを支配する「カリガリの旅回りサーカス」 =サーカスを隠れ蓑にした窃盗団の存在は、ちょっと野阿梓「眼狩都市」を連想させるなぁ、 なんて勝手に思ってしまうのは私だけですかそうですか。 やっぱり物語には wonder と wander が必要なのだと痛感。 これを「バカバカしい、でも面白い~!」って言ってくれる人と仲良くしたい(笑)
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※今作の感想はフワッフワしてます(謎)。いつにも増して意味不なこと書いてんな…どうした…な文章になっていると思われます(´・ω・`)ごめんなさい んでも、雨が降る深夜にこの本を読めた私、勝ち組( ^ω^ )うほー← “ファンタジック・ハードボイルド・ミステリー”という、ちょっ...
※今作の感想はフワッフワしてます(謎)。いつにも増して意味不なこと書いてんな…どうした…な文章になっていると思われます(´・ω・`)ごめんなさい んでも、雨が降る深夜にこの本を読めた私、勝ち組( ^ω^ )うほー← “ファンタジック・ハードボイルド・ミステリー”という、ちょっと前例を思い出せない怪作です。村上春樹作品を連想した人もいるんじゃないかしら、この不思議な世界観は…。 でも、何でしょう、この物語世界から受けるイメージ、前中後で乖離してる印象がすごく強いです。「ファンタジー世界の中でハードボイルドに犯人を追いながら謎解きする」んじゃなくて、「ミステリーの後に何だか唐突に不思議な世界に迷い込んじゃいました」みたいな…。やっぱりうまく説明できないな、ごめんなさい(´・ω・`) 多分、タイトルから「本格物」と早合点した私の先入観に拠るものなんでしょうが、この唐突にスイッチを切り替えたような感覚は、ちょっぴり船酔いみたいな感じがありました、話の輪郭が見えてくるまでは…。説明文込みのミスディレクションを狙ったのかも知れませんが、ちょーっと落差ありすぎて戸惑った感じ。 とまれ、読んでる時の印象が、前半部と後半部で全く別の作品を読んでるような心地を味わえたというのは初体験でした( ^ω^ )← 我ながら、褒めたいのか批判したいのか分からんな… とにかく、犯人を筋道立てて推理し指摘するという王道の推理小説ではありません(断言)。 『解決事件を記述するだけの役割を与えられていたワトソンが、ある日突然降って湧いた探偵役という役柄に不満を覚えながらも、失踪中のホームズに代わって過去の事件を再捜査しつつホームズを捜す』という、王道に飽いて変化球を楽しみたい玄人向け(?)です。とはいえ、ファンタジー要素は好き嫌いがかなり分かれそうなので、かなり読む人を選ぶ作品かもしれません。 探偵社で記録員として働くアンウィンに、ある日突然、探偵への昇格辞令が下った。何かの手違いだろうと上司の部屋を訪れた彼は、そこで上司の死体を発見してしまい、不在の探偵に代わり捜査を開始することに。 突然眠り込む助手、美しく奇妙な依頼人、そしてアンウィンがかつて記録した事件の関係者達。様々な思惑が交錯する中で、彼がたどり着いた『探偵術マニュアル』に秘められた驚愕の真実とは?
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