商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2011/08/26 |
JAN | 9784336054500 |
- 書籍
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苦しみを乗り越える 悲しみが癒される 怒り苛立ちが消える 法話選
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苦しみを乗り越える 悲しみが癒される 怒り苛立ちが消える 法話選
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商品レビュー
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スリランカ出身の仏教僧が著した釈迦の教え、説法から仏教の紹介、そして生きるということについて教えてくれる。文章も型式ばったものではなくて、とても親しみやすくかつ熱い。あと日本語めちゃくちゃうまい(ホントにスリランカ人か?) 以下要約・感銘を受けたこと 仏教というのは宗教という...
スリランカ出身の仏教僧が著した釈迦の教え、説法から仏教の紹介、そして生きるということについて教えてくれる。文章も型式ばったものではなくて、とても親しみやすくかつ熱い。あと日本語めちゃくちゃうまい(ホントにスリランカ人か?) 以下要約・感銘を受けたこと 仏教というのは宗教というよりは心の科学です。 人生というのは思い通りにいかないことが無数にあり、悩み、苦しむことが多いのですが、そういう時にどうするという調整能力が智慧であります。 しかしこの智慧は勝手に身につくものではなく、学び、磨かねば身に付きません。仏教の法話はそれを教えるものです。 感銘を受けたこと ・昔の人は自分にどうしようもないことは、そのまま認めて受け入れていた ・こうなりますは「エゴ」、こうなりたいなあは「アイデンティ」。あまりに強いエゴが生じるとやりたいことしか見えなくなる ・人間とは曖昧なもの ・目標はなくてはならないものだが、あったら危険なものでもある。「楽しもう、味わおう」という姿勢が大切 ・自分中心の人がイライラする ・心は悩むのが当たり前 ・私たちの知っているのは世界のごく一部 ・心というのは本来怠け者。悟りとはそれに完全に打ち勝つこと ・何か嫌なことがあった時に最初に生まれる感情は不善であり、少し時間を空けて生まれる感情は善である。(心を一旦停止し、感情に飲まれない) [コアなこと] ・「どうすれば幸福になるか」を考えるべき ・幸福とは「私が生きていることに意味があるのだ」という充実感。例えば学校に行くのは利己的な理由でなく「すごい発明をしてみんなを助けたい」から。見返りは求めない。 ・証拠に基づいて、自分の智慧で理解するならば結構。 あなたに従いなさい。 ・世の中に生まれるものはすべて消える。それを認めること ・自分が行う行動は、長い時間がかかっても必ず自分に返ってくる(因果説)。すべてのことは因果関係を見なければいけない ・人を束縛するものは欲・怒り・無知(貪ジン痴)であり、感情的になるというのは貪ジン痴に従うことである 。それらに支配され時、あるのは暗闇である。 それを避けるには、自分がそうなりつつあることを自覚すること。
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人生は「調整能力」の巧劣で決まるといっていいでしょう。 「絶対やる」よりも「できたらいいなあ」 自分に悔いがないように、ということが大切なのです。「自分はできる限り精一杯やりました」あとの結果は自分だけのことではないのだ、ということです。 失敗の責任はたいてい頼んだ側にある...
人生は「調整能力」の巧劣で決まるといっていいでしょう。 「絶対やる」よりも「できたらいいなあ」 自分に悔いがないように、ということが大切なのです。「自分はできる限り精一杯やりました」あとの結果は自分だけのことではないのだ、ということです。 失敗の責任はたいてい頼んだ側にある。 「一生懸命」に仕事するのではなくて、「いかに巧に、楽しく仕事するか」ということを考えた方がいいのです。そうすると、その人の能力は出てくるようになるのです。 心の本来の姿は「怠けること」ですから、心の本来の姿をぶち壊したところで、何か獲得できるのです。 怒りが出たら怒りの対象からさっさと離れる。>もし心の中に怒りが現れたら、その怒りの対象を考えないこと 「がんばりましょう」というのも、全く無意味な言葉です。仏教では「しっかりしましょう」といいます。
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