商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/08/20 |
JAN | 9784103110354 |
- 書籍
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神君家康の密書
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神君家康の密書
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商品レビュー
3
12件のお客様レビュー
京極高次、柴田勝家、福島正則…歴史上の準々主役くらいの人の視点や歴史にどんな影響を与えたのか考えるのも面白いな。
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徳川家康へと時代が変わりつつある時の短編集。 蛍大名の変身(京極高次)、冥土の茶席(島井宗室)、神君家康の密書(福島正則)。 どの話も歴史の裏側を読み解くもので、このような見方もあるのかなと非常に面白い。 特に、冥土の茶席は、高麗茶碗から島井宗室、信長、柴田勝家らを描いていく視点...
徳川家康へと時代が変わりつつある時の短編集。 蛍大名の変身(京極高次)、冥土の茶席(島井宗室)、神君家康の密書(福島正則)。 どの話も歴史の裏側を読み解くもので、このような見方もあるのかなと非常に面白い。 特に、冥土の茶席は、高麗茶碗から島井宗室、信長、柴田勝家らを描いていく視点が新鮮で良かった。
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本当に教科書のように感じる!学校の教科書というわけではなく、歴史小説の教科書のような気がします。本当に入門編としては非常にいいものだと思うのですが、先読みが簡単すぎて飽きてくるときもあるのですが、いい書き手だと思います。 「神君家康の密書」 オムニバス的に短編の三作品をまとめ...
本当に教科書のように感じる!学校の教科書というわけではなく、歴史小説の教科書のような気がします。本当に入門編としては非常にいいものだと思うのですが、先読みが簡単すぎて飽きてくるときもあるのですが、いい書き手だと思います。 「神君家康の密書」 オムニバス的に短編の三作品をまとめたものだが、スポットを当てたのは京極高次・柴田勝家・福島正則の3人である。75歳デビューと遅いデビューの加藤先生ですが、読みやすく感じる。 ただ、作品とは全く違う思考が僕の場合は働くのだが、素直に描いた作品を読んでいるとどうしても石田三成が好きになってくる。律義者・忠義者、正しいことをしている人間に与えられる称号はすべて彼の肩書になるのではないかと思う。 判官びいきというわけでもなく、彼に対してはどちらかと否定的なことをというよりも間違ったこと、人望がなかったことを言われるが民に愛され秀吉に信頼を受けた人間に対しての妬みにしか感じられない。武功ではなく、人間を書き綴ったらこの時代の人間性は彼が一番かもしれない。
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