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晩年計画がはじまりました 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/08/25 |
JAN | 9784043522156 |
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晩年計画がはじまりました
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
うーん。牧野修作品はやっぱり後味が悪い。 なんとなく主犯の奴はわかったけど、晩年計画の発想や思想をもっと語って欲しかったなぁ。 主犯の考えにブレがあるのであんまり好みじゃなかった。
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最後まで救いが無かったな。いや、それはそれでいいです。完全に壊れちゃっている人がたくさん出てくるんだけど、現実と紙一重というか、ありえなくは無いな、とふと思って怖くなった。
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読了。79点。 ** ケースワーカーとして働く茜に、突然“晩年計画が始まりました”という奇妙なメールが届く。さらに、茜はクライアントの首吊り現場に遭遇。窓ガラスには黒々と“晩年計画はじめてください”の文字が…。一方、悪質なストーカー行為に悩む友人・千晶にも同様のメールが送られて...
読了。79点。 ** ケースワーカーとして働く茜に、突然“晩年計画が始まりました”という奇妙なメールが届く。さらに、茜はクライアントの首吊り現場に遭遇。窓ガラスには黒々と“晩年計画はじめてください”の文字が…。一方、悪質なストーカー行為に悩む友人・千晶にも同様のメールが送られていた―。これは、命と引き換えに怨みをもった相手に復讐してくれるという“晩年計画協会”の仕業なのか!?底知れぬ悪意のゲームに搦め捕られた茜たちの運命は?―。 「BOOK」データベースより ** 今回の作品紹介はデータベースより。 というのも、この作品本を手に取って裏表紙の粗筋を読み始めると、好きな人は好きそうなあらすじだと思いますが、それでこのタイトルってどうなのよ、と。 まぁそれはさておき、作品について。 読みながら真っ先に思い浮かんだのは貴志祐介『黒い家』です。 主人公の茜がケースワーカとしての日常を働きながら仕事をきっかけにして怪しげな事件に巻き込まれて行くと言う構成、さらに序盤に描かれる仕事でのトラブルの面白さがきっと『黒い家』を連想させたと思います。 ストーリそのものは結末も含めて良い意味でB級ホラー臭さが溢れています。正直なところラスト周辺はきっちり説得力がある展開とは言えないですが、それを力ずくで読ませてしまう文章力は素晴らしいと感じました。 またこの作品の魅力の一つは主人公のポジティブさにあると思います。 この手の作品の主人公のテンプレートとしては、普段は活力がない、むしろ人生に窮しているところへ、襲いかかって来た危機に対して制への執着を発揮するタイプが多いと個人的には思いますが、 本作品の主人公はそれとは真逆に常にポジティブでへこたれません。普段からこれでもかと言うぐらい前向きでその部分が作中の事件へ引き込まれていく要因であること、かつある部分と関わる点が珍しい作品かなと思いました。 最近はこの手の作品の新刊を読んでいなかったので非常に楽しく読めました。
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