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ラストマネー 生命保険査定人 リンダブックス
680円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 泰文堂 |
発売年月日 | 2011/08/10 |
JAN | 9784803002652 |
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ラストマネー
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ラストマネー
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商品レビュー
3.1
15件のお客様レビュー
遺族に残される最後の物。保険金。 金に弄ばれる人々を、査定人・向島の目を通して描く。 金は本当に人を幸せにするのか。 重厚なテーマを読みやすい文体で描いている。
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■あらすじ 向島は、保険金の請求に異常な点等がないかを調査する生命保険査定人。 不正は絶対に許さない、という会社に対する誠実さを持ちながらも、困っている人を助けたいという人情家。 だが、彼の姿勢は一貫している。「真実を見極める」それが彼の仕事の全てだ。 生命保険。 金は人を救うのか、それとも破滅へと導くのか… 向島は自分が手掛けた4つの保険金にまつわる人間模様を通して、あるひとつの結論に辿り着く。 ■気づき 我が子を殺した母親に生命保険が振り込まれる。味をしめたその母親は再び保険金殺人を画策する…。 最初の死を「自然死」と判断した向島。自分のあいまいな判定のせいで、事件を大きくしてしまったと、自分の査定の甘さを反省した彼は、自分自身を引き締める。 厳しさは必要だ。人は悪に流される。悪に流されるものを、思いとどまらせる、諭す、それが今の自分に課せられた、もう一つの使命でもある。 優しいだけでは悪を助長させる温床になる。優しさの中に厳しさが必ず必要だ。 「査定に感情なんて必要ないんだ。俺はもう二度と、魔物になんて負けない…」 向島のその決意が、重く響いてきた。
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誰もが入っているであろう生命保険。人はお金に執着する。突然大金を手に入れたらどうなるか。大金を手に入れるために何をするのか。あんまり知らなかったけど、ちゃんと調査する人がいるんですね。免責期間など保険に詳しくない自分にもわかりやすいように書いてあったため理解して読めました。とても...
誰もが入っているであろう生命保険。人はお金に執着する。突然大金を手に入れたらどうなるか。大金を手に入れるために何をするのか。あんまり知らなかったけど、ちゃんと調査する人がいるんですね。免責期間など保険に詳しくない自分にもわかりやすいように書いてあったため理解して読めました。とても大変なお仕事だと思います。横山さんのその後が気になります。 h29.5.14
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