商品詳細
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/08/12 |
JAN | 9784062769389 |
- 書籍
- 文庫
ムーミンパパ海へいく 新装版
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ムーミンパパ海へいく 新装版
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商品レビュー
3.6
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
他の話よりも暗め。 ムーミン一家が船旅に出て、新天地を目指す。 憧れの灯台を発見するが、灯りが点っておらず、灯台守もいない。 本編でのムーミンパパは理想に向けて結構頑固であり、ムーミンママやムーミントロールは付き合ってあげてる感がある。ミイは相変わらずだが。 ムーミンママは庭を作って薔薇を植えたいが土がなく、ムーミンパパに海草がいずれ土になるんだよと言われて海草を集めたり、薪を切ったり、壁に花の絵を描いたりして空想に浸る。ムーミン谷が恋しい。 ムーミンは2頭のうみうまに憧れながらも、モランが島に近付いているのを知る。カンテラの光に誘われているようだが、遂に灯油が無くなった時も様子を見に行ったらもはやムーミン目当てになっていたようでモランは喜んでいた。 ムーミンパパは海について調べつつ、こいつは大変な気分屋の生き物だと悟ると、心の中でもうこの島を虐めるのは良さないかと語りかける。 最後の最後になると、船乗りは自身の誕生日パーティに呼ばれてムーミンパパの帽子を被せられるが、鏡で自身の姿を見て、ムーミンパパの被っていた灯台守の帽子と取り替え、急に人格が変わったように船乗りは灯台守となった。 これまでにも所々で同一人物らしいヒントがあり、終盤は灯台に10月3日が誕生日ということが書いてあるのをムーミンパパが発見し、ムーミンパパはカレンダーに毎日✕とその日の空模様を記録していたため、明日は私の誕生日だと言っていた船乗りと同日の誕生日であることを知る、という話が決定的である。
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今作はムーミン谷を捨てて灯台のある島で無人島(厳密には無人島では無い)で生活する話 いやー、今まで読んできたムーミンシリーズの中では今のところ1番楽しくはなかったかな〜笑 あんまり好みではなかった そういう出会いもまた一興 今作の登場人物はとても少ない メインはムーミンパパ、ム...
今作はムーミン谷を捨てて灯台のある島で無人島(厳密には無人島では無い)で生活する話 いやー、今まで読んできたムーミンシリーズの中では今のところ1番楽しくはなかったかな〜笑 あんまり好みではなかった そういう出会いもまた一興 今作の登場人物はとても少ない メインはムーミンパパ、ムーミン、ムーミンママ、ミィの4人だけ ムーミン谷を立ち、始まった無人島生活は楽しいよりも大変そうな印象が強い 思い通りにならずにその人らしさが失われる もしかしたらそれが本来の姿なんだろうなとも思わなくない 窮地に立たされた時に人の本性が出るような感じで、ムーミン達のムーミン谷での姿とは異なる姿を覗ける1冊 ムーミンパパはなんか、亭主関白で好きくないかな 正直なところ読んでてイライラしてしまう笑 それがリアルなんだけど、可愛い子たちとリアルの人間らしさのギャップについて行かなかったー! ムーミンママに女性なんだからこうしろ!と決めつけた発言が1番嫌いで1番記憶にある… 人生の山あり谷ありな過酷さを示しを感じさせる物語だったなぁ このまま彼らはここで冬を越すのだろうか……ムーミン谷に戻っておくれ〜
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自分というもの、家族というもの、関係、つながりが、まるきり解けたり壊れてしまったり、あるいはあるところで(偶然に)結び合わされるようなーー「いつもの」ではないけれど、素晴らしいお話。日にちをあけてまた読みたい。
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