商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ステュディオ・パラボリカ |
発売年月日 | 2004/10/01 |
JAN | 9784990086886 |
- 書籍
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yaso 夜想 #ドール
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yaso 夜想 #ドール
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
同じ夜想の『特集:ヴァンパイア』で見た恋月姫さんの人形を忘れることが出来ず、是非ともこちらも手に入れておこうと思い、購入。最初の数ページのお人形たち、そして恋月姫さんのインタビュー記事に、心が動かないわけがない。別の感想にも書いた通り、私は彼女の瞳を閉じた人形に心を奪われ、何も言...
同じ夜想の『特集:ヴァンパイア』で見た恋月姫さんの人形を忘れることが出来ず、是非ともこちらも手に入れておこうと思い、購入。最初の数ページのお人形たち、そして恋月姫さんのインタビュー記事に、心が動かないわけがない。別の感想にも書いた通り、私は彼女の瞳を閉じた人形に心を奪われ、何も言えなくなる。うっとりしてしまう。 また、他にも様々な人形作家や人形作品、人形にまつわる評論も、グッと私を人形の中に引き込んだ。美しいだけではない、中にはぞっとするような人形(マネキン? ヒトガタ?)にも、やはり魅力を感じずにはいられなかった。この明暗対比のような、どこか頽廃的な美しさに、自分は心を奪われるのだと思う。 人形をどのように見るか。欲望か、自己愛か、客体か、主体か――触れえないその存在に、私は自分を与えている。人形の在り方が凝縮された、すてきな本だった。
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人形作家の人形にかけるそれぞれの思い、精神分析的解釈、人形を扱った他メディアの紹介など。 個人的に面白く読んだのが恋月姫、やなぎみわ、井桁裕子、与偶のインタビューと斎藤環の精神分析的な評論。
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まるで外国の女の子を撮ったものかと見紛うような表紙の写真、実はこれこそが球体関節人形です。表紙をめくると、どこか退廃的で耽美な雰囲気を持つ人形たちがじっとこちらを見つめています。 人が自らの形を作る、作りたいと思うその欲求は何なのか。それによって何を表現しようとしているのか。作家...
まるで外国の女の子を撮ったものかと見紛うような表紙の写真、実はこれこそが球体関節人形です。表紙をめくると、どこか退廃的で耽美な雰囲気を持つ人形たちがじっとこちらを見つめています。 人が自らの形を作る、作りたいと思うその欲求は何なのか。それによって何を表現しようとしているのか。作家インタビューと併せて読むと、ますますその神秘的な世界にどっぷり浸かることができます。日常と薄布一枚で隔たった、別の世界をのぞき見ているような、不思議な気持ちが味わえる一冊です。
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