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金子みすゞの詩とたましい 生きる力がわく40の詩と仏さまのことば 静山社文庫
680円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 静山社 |
発売年月日 | 2011/08/06 |
JAN | 9784863891333 |
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金子みすゞの詩とたましい
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金子みすゞの詩とたましい
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気に入った詩 ◎わたしと小鳥と鈴と わたしが両手をひろげても お空はちっとも飛べないが 飛べる小鳥は私のように じべたを速くは走れない 私がからだをゆすっても きれいな音は出ないけど あの鳴る鈴は私のように たくさんの唄は知らないよ 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちが...
気に入った詩 ◎わたしと小鳥と鈴と わたしが両手をひろげても お空はちっとも飛べないが 飛べる小鳥は私のように じべたを速くは走れない 私がからだをゆすっても きれいな音は出ないけど あの鳴る鈴は私のように たくさんの唄は知らないよ 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい。 ◇教科書に掲載。有名。 自分ができないこともあれば、出来ることもある。 どれがいいではなく、みんなそれぞれ良いという自己肯定感が上がる作品 ◎ いいこと 古い土塀崩れてて墓の頭の見えるとこ 道の右には山陰に 初めて海の見えるとこ いつかいい事したところ 通るたんびに嬉しいよ ◇この詩を読んだときとてもほっこりした。 そおそお!!良いことした時の誰に自慢するわけでもなく、でも心に「良い行いをした」ことは残っていてその時のことが思い出されまた顔が綻ぶ感じが伝わる。 ◎ ばぁやのおはなし ばあやはあれきり話さない あのおはなしは好きだのに 「もうきいたよ」といったとき ずいぶんさびしい顔してた。 ばあやの瞳には、草山の 野茨のはなが映ってた。 あのおはなしがなつかしい もしも話してくれるなら 五度も、十度も、おとなしく だまって聞いていようもの。 ◇この詩を読んだとき涙がながれた。 それは亡きおばぁちゃんに対しての後悔。 また、母親に対する申し訳ない気持ち それから明日は我が身であるという気づき。 この本は金子みすゞさんの詩にたいしての作者の気づきや思い、解釈が書かれておりそうゆう捉え方で詩を読むのかと勉強になった。 詩は読む側にも感性や繊細さがないと意味がわからない。私は仏教の教えなどわからないが、いい言葉や良いとされる行いは分かるため読んでよかった本である。
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