商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/08/11 |
JAN | 9784199502590 |
- コミック
- 徳間書店
ゲニウス・ロキ
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ゲニウス・ロキ
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
田辺剛がラヴクラフトに専念する以前の作品? (ただし最初の単行本「アウトサイダー」はラヴクラフトも含んでいたはず) 諸星大二郎+水木しげる+荒俣宏+荒木飛呂彦……え?荒木? というのも田辺剛は情念を抑える側という印象が強いが、本作はどことなく少年漫画っぽいノリ。 「封印完了」というコマが各話出てくるが、荒木ふうに「ババーンッ!」とでも擬音?をつけたいくらい。 さらになんと激烈な恋というものが……。 ところで伊藤忠太という人物は初めて知ったが、すごい人物らしい。 以下wikipediaより。 ・それまでの「造家」という言葉を「建築」に改めた。「建築進化論」を唱え ・法隆寺の支柱の胴張りとギリシャ建築のエンタシスを関連づけた忠太の学位論文(1893年(明治26年))は、具体的証明を示していない。和辻哲郎の『古寺巡礼』(1919年(大正8年))で広まり、日本はシルクロードの終着点、といった言説とともに日本でよく語られる説であるが、学問的には立証されていない。 ・「Architecture」は「造家」と訳され、建築関係の団体も造家学会(1886年(明治19年)創立)と称していたが、忠太は、「造家」では芸術的な意味合いが抜けているので「建築」と訳すべきと提唱した(1894年(明治27年))。 ・妖怪好き。兼松講堂や震災祈念堂などには摩訶不思議な動物の彫刻が付けられている。 ・もともと画家(漫画家)になりたかったということで、本格的な日本画や、妖怪などを描いた軽妙な漫画も多く残している。
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異界と現世をつなげる物語は好きだけど、結局現代には消えて亡くなってしまう感じで収まるのが哀しい。現代版のこういった物語を誰かが描いてくれないものか。
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築地本願寺、震災記念堂などを設計した建築家、建築史家の伊東忠太は大の妖怪好き、妖怪研究家としても知られる(青空文庫でも読める)。そんな伊東が、建物に住みつく妖怪との交流、悪霊祓いで活躍! 「建築」+「陰陽師」といった異色作で、目の付け所は面白い。建築好きとしては、建築家としての史...
築地本願寺、震災記念堂などを設計した建築家、建築史家の伊東忠太は大の妖怪好き、妖怪研究家としても知られる(青空文庫でも読める)。そんな伊東が、建物に住みつく妖怪との交流、悪霊祓いで活躍! 「建築」+「陰陽師」といった異色作で、目の付け所は面白い。建築好きとしては、建築家としての史実、ウンチクをもっと盛り込んで唸らせて欲しかった。
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