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B.A.D.(6) 繭墨はいつまでも退屈に眠る ファミ通文庫
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B.A.D.(6) 繭墨はいつまでも退屈に眠る ファミ通文庫

綾里けいし【著】

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B.A.D.(6) 繭墨はいつまでも退屈に眠る ファミ通文庫

660円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/07/30
JAN 9784047273962

B.A.D.(6)

¥660

商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 幸せの形探求
  • 短編連作
  • 日常の異常さ
  • 人間関係の葛藤
  • 衝撃的な選択
  • 目玉をえぐる男
  • 深い問いかけ
  • 独特の緊張感
  • 穏やかな結末
  • 依頼を叶える物語

テーマは「幸せの形」であり、各短編がそれぞれ独立した物語を展開しながらも、深い問いを投げかけます。登場人物たちの選択は、幸せとは何か、他人の不幸の上に自分の幸せが成り立つのかという難しいテーマを考えさせられます。特に、目玉をえぐる男や死に際のお願いといった衝撃的な要素が散りばめられ、日常の中に潜む異常さを描写しています。狐が関わらないことで、予想外に穏やかな終わりを迎える話もあり、全体としては比較的あっさりとした印象を与えますが、それぞれの物語が持つ独特の緊張感が読者を引き込む要素となっています。選択の重さや人間関係の複雑さが巧みに描かれ、最後の話では究極の選択が待ち受けており、登場人物たちの心の葛藤が鮮明に浮かび上がります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/06/06

 今巻は比較的あっさりめな印象。狐が関わらないと小田桐君の心を引っ掻きまわされず、穏当な終わりになるのかもしれませんね。

Posted by ブクログ

2024/11/30

前巻にて、誰もが眉をひそめるような選択をして憎きあさとを助け出した小田桐 けれど、彼が自分の意志でその選択をしたならば、後悔が有ったとしてもあの道しか選べないなら、そこに絶望が有ったとしても彼なりの幸福に繋がっている可能性があると言えるのかな 今回はそれと似たような他者からの理...

前巻にて、誰もが眉をひそめるような選択をして憎きあさとを助け出した小田桐 けれど、彼が自分の意志でその選択をしたならば、後悔が有ったとしてもあの道しか選べないなら、そこに絶望が有ったとしても彼なりの幸福に繋がっている可能性があると言えるのかな 今回はそれと似たような他者からの理解は難しくても当事者なりの幸福を追求するかのような話が目立った印象 冒頭から陰惨な行為が描かれるStoryⅠ、発作的に他者の眼球を抉る猟奇犯罪の話なんて随分とおぞましい 犯人の話を聞いてみても論理的であるようで居て決定機に破綻している。そもそも後悔しているだとかもう止めたいだとか口では言うのに、行動は全く言葉に沿っていない 彼自身ではどうしようもないその矛盾があざかによって解消され生じた自傷には何とも言えない気分になったよ…… 他者の眼を抉るばかりだった男は己の眼を抉り取った事で穏やかな生活を手に入れた。狂気に染まったようにしか見えないその有り様はけれど幸福だなんて… なんて矛盾だろうね 無戒はそれこそ他者から理解されようがない幸福の中に居た人間。その点は小田桐の目が見えない為に強調されるね。 彼の生活が異様だと知らず、無戒の伴侶を人間の女性と思い込んだ。それによって無戒を家事が下手なだけで気の良い人間に思えた。無戒が示す異能者であっても常人と分けて考える必要はないとの考え方をすんなり受け容れられた 真相を知った後にこのエピソードを改めて読み直す際、無戒の傍に侍るは何ものか想像しながら読むとそれこそ絶句するようなおぞましさを覚えてしまう気がするよ… 逆に綾の件は見えているからこそ彼女が幸福を掴めるのでは無いかと小田桐に思えたエピソードとなったのかな? 視界が不自由な時には彼女は白い塊にしか見えない。けれど回復した視界では普通の人間に見える。一方で綾の方は人間の形を保っていても自身を人間と思う事が出来ず不安定になる でも、それは言ってしまえば人間になりたいとの欲求の裏返し。綾は化け物ではなく人間としての幸福を得たいと思っている 綾の悩みはかつて小田桐が通った道とも言える。だから小田桐は自分の信念を彼女にも掲げられるものとして話してやれる StoryⅣは凄まじい始まり方をしたけど、終わってみればこちらは幸福の押し付けを思わせる話が展開されていたような 小田桐は白雪の事が嫌いな訳では無いが、彼女を愛せる心境には成れないと彼女の告白を断った。それは自分と連れ添わない方が彼女にとって幸福だと考えたから でもそんな自分勝手がむしろ白雪を傷つけるのは当然で 白雪は小田桐を圧倒する覚悟を既に備えている。ただ、小田桐の側にそれに釣り合うだけの想いがまだ無いだけで 鴉越の館で起きた惨劇はそれこそ感情の押し付け合い、相手の幸福を勝手に決めるかのような振る舞いが目立つね 惨劇の背景が明かされない内は世を去ってしまった雛を思い偲ぶ者達が彼女を忘れられず集っているように見えるけれど、見方を変えれば彼女が死んでも変わらずあの家に集える彼らは可怪しいとも言えて 樹達という存在を雛の死を哀しみつつ鴉に襲われる被害者という視点のままだと見通せない鴉越の真実 けれど樹達こそ雛の幸福を勝手に定め追い詰めた加害者と考えるとこのエピソードの構図は引っ繰り返る。確かに真実が明らかになってから雛が見せた狂気は理解を拒むものだけど、他方でその狂気は何処か無理が有る。まるでそう思い込む事で自分を保とうとしているかのような 彼女は他人に押し付けられて崩れた幸福を、更に自分で押し付け直す事で保とうとしている。そんなものはもう存在しないというのに 過去に似た心境に居た白雪からの問いが彼女の心に罅を入れたのだろうね。だからこそ最後の最後に彼女が抱いた殺意は純然たる自由意志によるものと言えるのかもしれない…… 水無瀬の宿命に殉じようとしていた頃の白雪は小田桐と出会って自分の心の行く先を己の意志によって決めた。いわばあの恋心こそ白雪が手にした真の幸福と言える それだけに小田桐がそれに応えられないと決めつけている点が気になるが……

Posted by ブクログ

2021/05/29

眼球の話、床を這う女の話、綾の悩みの話、鴉の話、4話構成で成り立ち、それぞれの話が独立している。 今回のテーマは幸せの形。人によって何を幸せと感じるか、何が辛いのかは違う。周りからしたらとても幸せだとは思えなくても、本人が幸せだと感じているのならばそれは良いことなのだろうか?そし...

眼球の話、床を這う女の話、綾の悩みの話、鴉の話、4話構成で成り立ち、それぞれの話が独立している。 今回のテーマは幸せの形。人によって何を幸せと感じるか、何が辛いのかは違う。周りからしたらとても幸せだとは思えなくても、本人が幸せだと感じているのならばそれは良いことなのだろうか?そして、自分の幸せのためなら他を犠牲にしてもいいのか?自分の幸せは他人の不幸の上に成り立っているのかもしれない。

Posted by ブクログ

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