商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ブロンズ新社 |
発売年月日 | 2011/07/13 |
JAN | 9784893095237 |
- 書籍
- 児童書
うきわねこ
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うきわねこ
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商品レビュー
4.2
58件のお客様レビュー
あのうきわは、どういう意味があったのだろう。これ、子どもが読んで面白いと思えるんだろうか。いや、つまらなかったと言っているわけじゃない。絵はきれいだったし、妙に引き込まれるものがあった。ただ、わかりやすい面白さではなかったと思う。 おじいさんから送られてきたうきわ。月夜の晩に...
あのうきわは、どういう意味があったのだろう。これ、子どもが読んで面白いと思えるんだろうか。いや、つまらなかったと言っているわけじゃない。絵はきれいだったし、妙に引き込まれるものがあった。ただ、わかりやすい面白さではなかったと思う。 おじいさんから送られてきたうきわ。月夜の晩にうきわにのると、空を飛んで、夜空の上でおじいさんと待ち合わせ。おじいさんと楽しく過ごしたあとで、またきたいというと、おじいさんは、うきわで空を飛べるのは一回だけなんだ、という。 夜空でおじいさんと別れて、物語は終わる。 これはおじいさんとの死別を物語った絵本だったんだろうか。 明快なこたえはない。 だから、こんなに余韻が残るんだろうな。
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絵がかわいい。 「うきわ」がひらがななので、「うわきねこ」という違う意味を持つ言葉に脳内変換されてしまう。 全く違う話になってしまう。『浮き輪』『浮き輪』と思いながら、読んだ。 浮き輪をプレゼントされて、一夜限りの冒険に出かける話だった。 すごい。楽しい。絵も可愛い。子供向けの子どものための絵本だ。 最初の『なんで浮き輪?』と思えるのも小さな謎みたいで楽しかった。 浮き輪がしぼんでしまうラストも少し悲しくて楽しくていい。 楽しい絵本でした。ごちそうさまです。
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おじいちゃんからの誕生日プレゼントはうきわ。 えびおは、うきわをどのようにして使うのかわからなかった。 まんげつのよるをたのしみにしていてくださいと書かれた手紙。 はじめてのうきわに心がうきうきして、はしゃぐ様子がよくわかる。 ともだちにもかさずにかくしておこうとする気持ちも...
おじいちゃんからの誕生日プレゼントはうきわ。 えびおは、うきわをどのようにして使うのかわからなかった。 まんげつのよるをたのしみにしていてくださいと書かれた手紙。 はじめてのうきわに心がうきうきして、はしゃぐ様子がよくわかる。 ともだちにもかさずにかくしておこうとする気持ちも子どもならではのかわいさと思える。 まんげつをまちわびてまどから見ている様子もとても可愛い。 目がらんらんとしてくるのもわかる。 月明かりの下でうきわが浮かんでえびおは、ちゅうにういていく。 空ではおじいちゃんが呼んでいて、いっしょに遊ぶ。 海で魚つりをしたり、たきびをしたりとそれはとても楽しくて。 このことは忘れないでいること。 そして、ないしよにしておくことをおじいちゃんと約束する。 だれもしらないひみつのさんぽ。 わくわくする気持ちと知らないことを体験するというドキドキや嬉しさ、楽しさ、そしてなにより大好きなおじいちゃんとのないしょ話は、最高のお誕生日プレゼントになったと思う。 ねこのえびおのしぐさや表情もとても愛らしい。 階段に座って、手紙を読む表情。 ともだちから逃げようと走っている姿。 椅子の上に登って窓から月を見ている姿。 おじいちゃんと会ったときはちょうど後ろに月が。 おじいちゃんと仲良く釣りをして、竿を見上げている姿。 おじいちゃんの話を聞いているときの目が、ちゃんと聞いてますよと言っている。 焚き火を見つめる後ろ姿にも哀愁が。 いつまで見ていたくなるえびおの姿だった。
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