商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 本阿弥書店 |
発売年月日 | 2000/11/01 |
JAN | 9784893736499 |
- 書籍
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歌集 鳥のない鳥篭
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歌集 鳥のない鳥篭
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甘い、甘すぎる若い男のセンチメンタルに満ちた歌集。 頭の中の想いを57577に作り上げたものがほとんどの様だ。というか、歌人は情景描写を敢えて捨てて、作歌過程で溶解し尽くしてしまって、頭の中で再構築するという「作り方」をしているのだろう。それは「詠む」ということとはまたちょっと違...
甘い、甘すぎる若い男のセンチメンタルに満ちた歌集。 頭の中の想いを57577に作り上げたものがほとんどの様だ。というか、歌人は情景描写を敢えて捨てて、作歌過程で溶解し尽くしてしまって、頭の中で再構築するという「作り方」をしているのだろう。それは「詠む」ということとはまたちょっと違う様に思う。 ちょっと、私には苦手。 しかし、情景の破片が残る歌には私にも響くものがある。 「バビロンの虜囚となって電飾の石臼を曳く回転木馬」 「もう月の光のいらない街角で水たまり越しに月を見上げる」 この2首が好きかなぁ。
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