商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1984/10/01 |
JAN | 9784087508048 |
- 書籍
- 文庫
空の魔法陣(中)
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空の魔法陣(中)
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偶然にも阿相の自動車事故現場を目撃した梶。手当ての甲斐も無く阿相の娘は死亡する。南川外科産婦人科病院の医療ミスに火の手が上がる中、突然失踪する阿相。 妻と娘を無くした阿相の行方は梶を不安にさせる。 そんな折、九州別府へ総会に出かけた南川がホテルで殺害された。死体の口にはウチワサボ...
偶然にも阿相の自動車事故現場を目撃した梶。手当ての甲斐も無く阿相の娘は死亡する。南川外科産婦人科病院の医療ミスに火の手が上がる中、突然失踪する阿相。 妻と娘を無くした阿相の行方は梶を不安にさせる。 そんな折、九州別府へ総会に出かけた南川がホテルで殺害された。死体の口にはウチワサボテンがねじ込まれている。何かのまじないかそれとも呪詛か。 南川の葬儀に送られたサボテンの供花。その送り主は阿相。一体、阿相はどこに? そんな折、全く別の事件の首謀者である男女が腐乱死体を見つける。 その被害者は、南川の前妻である小林繁子。この一連の犯人は誰? 上巻と違って、転がるように話が進む。進めば進む程、絡み合った謎は不可解で困難。従って、読むペースが自然と早くなった。 最後の方で小林繁子の死体が見つかるワケだが、素直に見つかった。という表記では無く、一つの(本編とは全く異なる事件)話を作り上げて、死体発見へと繋ぐ。ここら辺りはなかなか面白い趣向。蛇足といえば蛇足だし、本編と絶対に繋がってくるのは見え見えだが、これに登場する男女もしっかりと人物像が書かれてあるので楽しめる。 この辺に来ると、流石に阿相も殺されてるだろうなぁ。と読めるのだが、何時?誰に?と考えるとこれまた難解。 南川の殺害がポイントだろうな。
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