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地名の謎 ちくま文庫
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地名の謎 ちくま文庫

今尾恵介【著】

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地名の謎 ちくま文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2011/07/08
JAN 9784480428325

地名の謎

¥748

商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2021/12/23

地名を探ると日本が見えてくる。 「数え歌」のような地名を取り上げている。青森県東部から岩手県産北部へとよくこれだけ並んでいるなあと思う。一戸(いちのへ)町かから九戸(くのへ)町に至る。ただ、四戸(しのへ)は、青森県八戸市西部から名川町にかけての地名だったそうだが 今では存...

地名を探ると日本が見えてくる。 「数え歌」のような地名を取り上げている。青森県東部から岩手県産北部へとよくこれだけ並んでいるなあと思う。一戸(いちのへ)町かから九戸(くのへ)町に至る。ただ、四戸(しのへ)は、青森県八戸市西部から名川町にかけての地名だったそうだが 今では存在しない。 思わずなんだこの地名は思うのが「十八女」だ。どこかの「喝だ!おじいさん」が言いそうな言葉だが、女性とは関係なかった。読み方はサカリだ。現在、徳島県阿南市十八女町になっている。 地名は読み変えられていくそうで、例がいくつか上がっている。その1つが観光で有名な日光だ。もとをたどると捕陀落(ぶだらく)と呼んでいた。フダラクとは、仏教用語で梵語の「ポタラカ」にあたり、「観世音菩薩の住む山」を意味した。 それが「二荒(ふたら)」、「二荒(にこう)」、「日光」へと変わっていった。 今では人間の名前同様「キラキラ地名」もある時代。これからどうなっていくのかな。

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2019/04/02

解説:泉麻人 地名を見れば歴史・風景が読める◆各地に息づく魅力の地名◆人の営みが地名を変える◆苦心サンタンの新地名事情◆整然とした地名はお好きですか?◆日本列島をつなぐ点と線◆都道府県名の起源

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2018/01/08

枕詞「飛ぶ鳥の」がアスカという地名(の表記?)に乗り移る。 長い町名(嵯峨二尊院門前善光寺山町)、企業名そのものの地名、「イ」「ロ」「ハ」「ニ」「平」という町名、「中央」好きが高じて「中央東」「中央北」ができてしまった上田市の地名などなど。 よくもこんなに面白い地名ネタを掘り起こ...

枕詞「飛ぶ鳥の」がアスカという地名(の表記?)に乗り移る。 長い町名(嵯峨二尊院門前善光寺山町)、企業名そのものの地名、「イ」「ロ」「ハ」「ニ」「平」という町名、「中央」好きが高じて「中央東」「中央北」ができてしまった上田市の地名などなど。 よくもこんなに面白い地名ネタを掘り起こしてきたものだ、と感心してしまう。 本書は、地形的な特徴を名づけに使った「自然地名」の話から始まる。 地名には地形、歴史が書き込まれている―という話から始まるのだが、実はそういう原理的なお話はほんの序盤だけ。 地名は長年の間に、人間社会の様々な要求、欲望から変化を余儀なくされ、原理原則どこへやら、例外ばかりの様相を呈する。 私にはそこがまた、面白かったりする。 なお、古い地名はバス停の名前に残っていることが多いそうだ。 今尾さんの本はこれまでにも何冊か読んだが、本書は比較的軽い感じではないだろうか?

Posted by ブクログ

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