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新・ムラ論TOKYO 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/07/15 |
JAN | 9784087206005 |
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新・ムラ論TOKYO
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新・ムラ論TOKYO
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商品レビュー
3.4
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゾーニングという制度を見直さないと、都市という抱擁的存在は再生できないと思う →日本のゾーニングの配慮は女子供には向いておらず、商店街に破れた制服の女子高生のポスターが貼ってあるパチンコ屋さんがあってこどもに見せたくないなあと思う。そういうゾーニングのされ方は都市的議論にあがらないのだろうか。何が規制してくれるのだ?景観だと思うけども。 日本社会独特のプレッシャーの中で、女性たちが生き残るために、男性には知られないところでひそかに磨き上げてきたものです。 →隈研吾と清野由美の恐らくお互いにわかっていてスルーし合うジェンダー観が非常に日本社会的でもはや面白いなーと思った。 すぐ読める。軽い本です。息抜きにちょうどよかった。
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隈研吾は、家を私有することに対して、否定的な意見を述べる。 しかし、その問題を解決する解を持っていない。 コーポラブティブ住宅によって、みんなで作ろうとするが、 結果私有であったために、それは失敗の要因だったとする。 彼の頭の中には、サハラ砂漠の中での住居のように、 簡単に建てら...
隈研吾は、家を私有することに対して、否定的な意見を述べる。 しかし、その問題を解決する解を持っていない。 コーポラブティブ住宅によって、みんなで作ろうとするが、 結果私有であったために、それは失敗の要因だったとする。 彼の頭の中には、サハラ砂漠の中での住居のように、 簡単に建てられ、自然と境界線を置くことなく、私有しない 原始共産制のようなユートピアが、あるのかも知れないが、 現実的に 持ち家制度を 否定しても解決できない。 夢の中での、住処を模索しながら、都市ではなく 村ではない「ムラ」のイメージを掻き立てるが、 そこでも私有制を否定することはできなかった。 隈研吾は、自己矛盾に堕ちて、不満を述べて、吐き出し、小間物屋をしている。 20世紀は、多くの建築物が建てられて、都市となった。 そして、村が消えていった。それは、持ち家願望にあり、 持ち家を持たす金融システムが確立したからだという。 アメリカ型、集合住宅貸家型、中国の都市籍と農民籍の 3つのパターンは失敗して、村が破壊され、消滅した。 隈研吾の求める 青い鳥 ムラは、どこにあるのだろうか? 下北沢、高円寺、秋葉原、小布施を街歩きする。 下北沢の面白さが発酵して、昭和をなつがしがるムラ。 高円寺は ユルい感じで、男権システムの暴力から逃げて、 寛容性と慎み深さのあるムラ。 秋葉原は、ヘンタイ性を飲み込むことで、多層な欲望を飲み込むムラ 小布施は シティーボーイの目を持つ旦那様の作り上げるムラ。 結果としては、私有制を否定するものは見つけられなかった。結局 日本は サハラ砂漠ではないのだ。
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前作を読んでいたので続きを、と思って読んだ。一言で言ってつまらない。隈研吾の本ではなく、単なるサブカル解説だったり、もう一人の著者の見解だったり、そういうのが長々と続いてて、何か期待とはずれている。
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