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されど彼らが人生(3) 新忘れられた日本人
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 2011/06/27 |
JAN | 9784620320649 |
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されど彼らが人生(3)
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されど彼らが人生(3)
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首相候補ナンバーワンだった藤波孝生の悲劇、沖縄にホームレスハウスを作った元ヤクザ・・・。有名無名、善悪を問わず、不可思議な人生にライトを照らす佐野眞一ノンフィクションの第3弾です。人生万華鏡。 ノンフィクション作家・佐野眞一氏が「サンデー毎日」で連載している、自身のこれまで取...
首相候補ナンバーワンだった藤波孝生の悲劇、沖縄にホームレスハウスを作った元ヤクザ・・・。有名無名、善悪を問わず、不可思議な人生にライトを照らす佐野眞一ノンフィクションの第3弾です。人生万華鏡。 ノンフィクション作家・佐野眞一氏が「サンデー毎日」で連載している、自身のこれまで取材した人物の興味深いエピソードをまとめたものです。第1作目の「新忘れられた日本人」や第2作目の「畸人巡礼怪人礼賛(新忘れられた日本人2)」に続く第3弾でございます。これまで数々のアクの強い人物たちを自身の作品世界に描き出してきた筆者ですが、「脇役」とされる方々もこれまた強烈な方ぞろいでした。 その特徴はここでもまったく衰えを感じさせず、鳩山一族のマザコンぶり、これは報道などでご存知の方も多いかと思いますが、そのルーツであった鳩山春子の物語。僕はこれを読むまではまったく知りませんでしたが、読売新聞争議と呼ばれる事件で経営者の正力松太郎とやりあった鈴木東民。今ではめっきりその姿を見かけなくなった占い師の細木数子のディープなルーツや、100円ショップの代名詞でもある「ザ・ダイソー」の創業者である社長の矢野博丈氏が筆者に『えぐらんでください』と泣き顔で哀願する姿に思わず笑ってしまいましたが、そのしたたかな生き様にびっくりしてしまったこともまた事実でありました。 さらには元首相である小泉純一郎の小泉家の話で、『懲役太郎』としての人生を送る元義兄・竹本公輔の『転落の人生』。ここをモデルとした映画も生まれた労務者の街・山谷で行き場のない人がその最期を迎えるホスピス「きぼうのいえ」を営む山本雅基夫婦やそこに出入りする入居者の悲喜こもごもにまつわる話は本当によかったです。このシリーズは佐野ノンフィクションの『入門編』に当たるものだと個人的に思っておりますので、興味をもたれた方が読むきっかけとなれればと思います。
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週刊誌の連載なので仕方ないが、佐野氏にはテーマに沿ったディープなノンフィクションを期待したい。十分面白いですが。
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