商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/06/07 |
JAN | 9784094086249 |
- 書籍
- 文庫
再会キャッチボール
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再会キャッチボール
¥680
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
山本甲士さんの作品は全部読了したと思ってましたが、未読作品が残ってるのに気づき、読み終えました。「再会キャッチボール」、2011.6発行です。読み応えがありました。ラストは涙を誘います・・・。
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どれを読んでも平均点以上には面白い山本甲士。著作のほとんどをまとめて買いしましたが、ハズレだったものはありません。そんななか、これはあまりに毒がなさ過ぎてつまらない。文庫書き下ろしというのがイマイチな出来だというのは往々にしてあることですが、これも残念ながら例に漏れず。 フリー...
どれを読んでも平均点以上には面白い山本甲士。著作のほとんどをまとめて買いしましたが、ハズレだったものはありません。そんななか、これはあまりに毒がなさ過ぎてつまらない。文庫書き下ろしというのがイマイチな出来だというのは往々にしてあることですが、これも残念ながら例に漏れず。 フリーライターの白銀力也は、しっかり者の妻と生まれてまもない男児に囲まれ、決して裕福ではないが幸せな毎日を送っている。出版社の要請があればどこへでも飛んで行って仕事をこなしていたところ、やくざ映画の主演俳優として鳴らした合馬邦人が、取材に力也を指名してくる。邦人はじつは力也の実父。お互いにそのことを知ってはいたが、会うのは初めて。邦人はいったいどういうつもりで力也に会おうとしているのか。 バハマで余生を過ごそうとしている邦人が、心残りをなくすために、かつて迷惑をかけた人たちを訪ねる旅に力也を同行させたいとのことでした。金ならうなるほど持っている邦人は、あちこちを回って数千万円ずつを渡したいというのですが、全員信じられないほどけがれのない心を持ち、あっさり申し出を断ります。 いい話ではあるのですが、あまりにいい話すぎるうえに、それぞれの人の魅力が伝わってきません。いちばん面白そうなキャラの力也の妻をもっと登場させてもよかったのでは。いつもの著者のように大阪弁でガンガンこられるほうがテンポもよくなりそうです。過去に読んだ著者の作品では最下位かも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【ネタバレ】フリーライターの男が一度も会った事のない元俳優の父親の依頼で父親と共に彼の知り合い4人を訪ねて歩くというお話。「いい話」と言うよりも、良すぎてあり得ない感じ。実際は「昔しでかした事のお詫びに一千万受け取ってくれ」と言われたらほとんどの人が受け取るんじゃなかろうか。少なくとも、俺は受け取るな。
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