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すうがく博物誌(上) 美しい数学2
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すうがく博物誌(上) 美しい数学2

森毅(著者), 安野光雅(著者)

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すうがく博物誌(上) 美しい数学2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 童話屋
発売年月日 1982/03/01
JAN 9784924684089

すうがく博物誌(上)

¥1,595

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2021/01/27

  森毅文,安野光雅画の,数学とその周辺について,短く,しかも的確に,しかも,おもしろく語ってくれている本。安野さんの絵は,線画で,とても柔らかい。数学とコラボするなんて,なかなかできないよなあ。  わたしが持っているのは,1993年版なんだけど,それでも今からすでに30年くらい...

  森毅文,安野光雅画の,数学とその周辺について,短く,しかも的確に,しかも,おもしろく語ってくれている本。安野さんの絵は,線画で,とても柔らかい。数学とコラボするなんて,なかなかできないよなあ。  わたしが持っているのは,1993年版なんだけど,それでも今からすでに30年くらい前になるんだなあ。  お二人とももう鬼籍に入られていて,時代の流れを感じてしまいます。森毅先生の京都大学の授業,わたし潜りで聴きに行きましたからねえ。  それよりも,円周/直径の3.14を円周率と決めたのは失敗で,円周/半径の6.28のほうを基礎にするべきだった。それで数学では,いつでも2πと,2がついて現れる。 (円周率π p.56)  カンスウというのは,ファンクションの音訳らしい,中国訳の函数(ハンシュー)から来ているが,函が教育漢字にないので関になり,そのぶんだけ「関係」とまぎらわしくなった。それで,ハコだから「函数」がよい,という人もある。 (関数,p.93)  そう,関数より函数がすき。この方が,「箱の算数」という小学校の授業にも応用しやすい。大学へ入ったときに,急に「函数」という言葉が出てきて,これはこれまで高校で習ってきた「関数」とどう違うのかということを,2ヶ月くらい誰にも聞けずに悩んでいたことを思い出す。今からでも遅くない。函館もあるんだから,教育漢字とか言っていないで,函数にしましょうよ。  

Posted by ブクログ

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