1,800円以上の注文で送料無料

トナカイ王 北方先住民のサハリン史
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

トナカイ王 北方先住民のサハリン史

N・ヴィシネフスキー(著者), 小山内道子(著者)

追加する に追加する

トナカイ王 北方先住民のサハリン史

2,200

獲得ポイント20P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 成文社
発売年月日 2006/04/01
JAN 9784915730528

トナカイ王 北方先住民のサハリン史

¥2,200

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第二次大戦前は日本領だった南樺太における実力者、ドミートリー・プロコーピエヴィチ・ヴィノクーロフの伝記。 ロシア極東地方のヤクーチアに生まれたヤクート人で、サハリン(樺太)に渡って実業家として成功し、やがて日本領である南樺太に移った彼の活動を追っています。 樺太の先住民たちと交わり、地元の名士として「トナカイ王」と呼ばれた彼は、サハリンやヤクーチアなどのロシアからの独立を目指し、そのために日本の協力を求めて軍部や政治家と接触し、日本側の工作活動に深く関わります。 歴史的には、ロシア革命からシベリア出兵、満州事変、そして第二次世界大戦まで、ヴィノクーロフとその協力者たちがどのような活動をしたのか? また日本が南樺太に建設した観光用の先住民集落「オタスの杜」についても述べられており、歴史事件が先住民たちに与えた影響も描かれています。 著者はロシア人ですが、それ故かヴィノクーロフについては、終始「売国奴」というような評価を与えていますw ヴィノクーロフ自身や、その家族らの末路についても、因果応報だと言わんばかりですね(^O^; とはいえ、日本では関心の薄いウイルタ人やニブフ人、アイヌ人など北方先住民の当時の実態について学べるので、貴重な一冊です。 ニン、トン♪

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品