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思えばいとしや“出たとこ勝負
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思えばいとしや“出たとこ勝負" 小沢昭一の「この道」

小沢昭一【著】

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思えばいとしや“出たとこ勝負

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京新聞
発売年月日 2011/05/19
JAN 9784808309404

思えばいとしや“出たとこ勝負"

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商品レビュー

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2015/05/30

「思えばいとしや”出たとこ勝負”」 中日新聞に2009年11月~2010年2月にかけて連載された「この道 小沢昭一」を大幅に加筆修正して本にしたもの。 小沢昭一はラジオ番組の「小沢昭一の小沢昭一的こころ」で聞いた以外は昔の映画の脇役に出ていたぐらいしか見たことはないが、「あしたの...

「思えばいとしや”出たとこ勝負”」 中日新聞に2009年11月~2010年2月にかけて連載された「この道 小沢昭一」を大幅に加筆修正して本にしたもの。 小沢昭一はラジオ番組の「小沢昭一の小沢昭一的こころ」で聞いた以外は昔の映画の脇役に出ていたぐらいしか見たことはないが、「あしたのこころだ」を読んで以来、気になって仕方がないのでAmazonで購入し読んでみた。 本人は昭和4年生まれである。戦前の軍国少年から戦後一転して演劇に向かい、俳優として活躍し現在に至るまでが小沢昭一の名調子で生き生きと描かれている。 戦前は軍人は偉くスターのような雰囲気で、親も周りの人たちも偉い軍人になることを期待していれば、自然と軍国少年になっていく様子がわかる。このあたりは、戦前の雰囲気を経験したものでなければ語れない貴重さがある。 本人にとっての黄金時代は子供の頃の蒲田を中心にした世界で、戦前の猥雑としたまさに蒲田行進曲の世界がよくわかる。 戦後は自分にとって面白いこと、興味のあることを演劇、映画、放送の著名人との出会いと共に追求してきたことが語られている。 現在と比べると昭和はなんとバイタリティに富んだ時代だったのだろうかと感じる。 最後には格差社会は良くないが民主主義に引っかけて「貧主主義」(ほどほどの貧乏、ほどほどの豊かさ)が良いのではというあたり、人間の幸福について何が必要かをさりげなく考えさせる。ただの俳優ではない面がうかがい知れる。

Posted by ブクログ

2013/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

寄席の世界から人間国宝がでるなんて信じられなかった ”偉大なる素人出身”の森繁さん 今でもシベリア出兵のテレビ映像が流れると、親父がいないか目を凝らしています 手を替え、品を替え、生き延びて、いろいろやれるのも、お客さんに生かされているからでしょう。芸人冥利です

Posted by ブクログ

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