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秘め事しらべ 相棒は女探偵 竹書房ラブロマン文庫
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秘め事しらべ 相棒は女探偵 竹書房ラブロマン文庫

響由布子【著】

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秘め事しらべ 相棒は女探偵 竹書房ラブロマン文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2011/05/20
JAN 9784812445624

秘め事しらべ

¥712

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2011/06/01

女探偵の指示で活躍する“最初はパシリ”の主人公

これまで『ゆうわく』シリーズ三部作(生活・姉妹・喫茶)として長編を上梓してきた作者の4作目は、会社内に蔓延る淫らな秘め事を調査する女探偵の話だった。 しかし、実際に活躍するのは、一応のメインヒロインたる女探偵【諏訪あかね】よりも、むしろ白羽の矢を立てられた冴えない会社員の...

これまで『ゆうわく』シリーズ三部作(生活・姉妹・喫茶)として長編を上梓してきた作者の4作目は、会社内に蔓延る淫らな秘め事を調査する女探偵の話だった。 しかし、実際に活躍するのは、一応のメインヒロインたる女探偵【諏訪あかね】よりも、むしろ白羽の矢を立てられた冴えない会社員の主人公【平野幸作】と言うべきであろう。あかねの魅力と相応の愛社精神から自社内で噂される淫らな活動を追うこととなる。その手法はもちろん“逆”枕営業とも言うべきものになる訳だが、チェリーな幸作のためにあかねが逐一指南する展開が盛り込まれており、これにより閨において最初は従うままだった幸作が経験を積んでいき、最後には主従逆転に近いまでに“成長”していく過程も描かれている。当初は“パシリ”よろしくアタックするに終始していた幸作も次第に男らしくなっていく。この辺りは官能的で興奮度も高いが、いわゆる犯人探しの軽い謎解き要素が頭の片隅に少し残ることで没頭し切れない面も多少あるかもしれない。それでもタイプの異なる様々なOL達との密戯も多いので、官能要素は申し分なく盛り込まれているし、ややベタなクライマックスではあるが、通り一辺倒ではない形で“事件”の顛末も綴られていた。そして、官能小説には珍しく、この物語、というか設定は『秘め事しらべ2』に続くのである。幸作が本当の意味であかねの相棒として立ち並ぶことができるのかも楽しみの1つとなるだろう。 サブヒロインと一度交わってすぐ次に流れるでもなく、あかねとの描写を軸に据えた官能面は良いと思うが、描写自体に少しキメの粗さと淡泊さがあって勿体ない気がした。女心が見え隠れするところなどは巧みだと思うし、元よりドラマの構成は悪くないので、1つの情交描写にもう少し頁を費やして、艶っぽい情景をよりイメージさせるような官能描写を希望したい。ただ、末尾にあった続編の告知ではさらに凌辱的な色合いが含まれる可能性が示唆されていたので様相が異なるかもしれない。

DSK

2018/06/29

2018年再読。うーん。良いんだけど、6年前に比べるとグッとくるところが少なく感じた。★5つではないかな。 2012年★5つ。

Posted by ブクログ

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