商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/05/23 |
JAN | 9784198631802 |
- 書籍
- 書籍
わたしが明日殺されたら
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
わたしが明日殺されたら
¥1,870
在庫なし
商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
次期アフガニスタン大統領と目される女性政治家の半生を綴った自伝。壮絶且つ別世界過ぎて圧倒される。 自分は宗教や政治とはほぼ縁がない(と思っている)人生なので、正直なところ想像が追いつかないのだが、それでもタリバン支配や911テロ、アルカイダなんてのはニュースにより耳慣れているので、全く未知の世界というわけでもない。生まれや人の縁に恵まれているとはいえ、生後すぐに炎天下に放置されたのを始め、事件や不運は絶えない。だがそこで挫けず、決して甘えず、強い誇りと意志を持つ彼女が国を動かすのは自明であり間近なのだろう。遠すぎて見習える気にすらなれないが、取り敢えず私も私に出来ることをやろう。
Posted by
まさしくタイトルどおり、生まれてからほぼずっと「明日殺されるかもしれない」状態でありながら、決して諦めることなく、人々の幸せのために前に進もうと努力している著者の姿勢にひたすら感じ入る。 「女があきらめたらおわり」なのだと書かれているが、母からそして娘さんたちに、諦めずに進み続...
まさしくタイトルどおり、生まれてからほぼずっと「明日殺されるかもしれない」状態でありながら、決して諦めることなく、人々の幸せのために前に進もうと努力している著者の姿勢にひたすら感じ入る。 「女があきらめたらおわり」なのだと書かれているが、母からそして娘さんたちに、諦めずに進み続ける志がつながっているのがわかる本です。 2012年1月はアルジェリアのイスラム武装勢力による人質事件が起きました。 「イスラムの武装勢力」の存在は、知っているようで、よくわからない存在でしたが、たまたまこの本を読んでいたため、それらがでどんなことをしている、どういう人たちなのか、よりイメージできてしまった。 またこの本の前に読んでいた本は「カトリック」という宗教がクローズアップされていた。今回はイスラム。あらためて宗教てなんだろうか、と考えてしまう。 戦争、宗教、貧困、人種、これらの問題が入り乱れて、多くの人々が殺されていく。 世界中で、過去から少しも変っていない状態なのだということも思い知る。
Posted by
イラン圏に生きる女性の、この人はたまたま強い位置にいる人。 ほとんどは皆、口には出せないような思いをしているんですよ。 産まれた国が其処で、しかも女だというだけで。 今、生きていられることを根底から感謝したくなた本です。 合間合間の娘達への思いがこもった手紙に深い愛が感じられ...
イラン圏に生きる女性の、この人はたまたま強い位置にいる人。 ほとんどは皆、口には出せないような思いをしているんですよ。 産まれた国が其処で、しかも女だというだけで。 今、生きていられることを根底から感謝したくなた本です。 合間合間の娘達への思いがこもった手紙に深い愛が感じられます。 此の地域に住む女性一人ひとりに幸あれと祈ります。
Posted by