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英雄の書 カッパ・ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2011/05/20 |
JAN | 9784334077068 |
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英雄の書
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商品レビュー
3.4
58件のお客様レビュー
兄を探す女の子の冒険ファンタジー!とテーマ的には王道の児童文学ですが、これは大人のための小説であるように感じます。登場人物の話が禅問答のように難しくなることがあるし、割とシリアスな場面が多いからです。その分、内容が理解できればひとつひとつの台詞を噛みしめて読むことができます。かつ...
兄を探す女の子の冒険ファンタジー!とテーマ的には王道の児童文学ですが、これは大人のための小説であるように感じます。登場人物の話が禅問答のように難しくなることがあるし、割とシリアスな場面が多いからです。その分、内容が理解できればひとつひとつの台詞を噛みしめて読むことができます。かつて『はてしない物語』に目を輝かせていた大人には刺さるはず!同じ主人公の続編は無いみたいなので残念…
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悲嘆の門をうっかり先に購入し、o女史がそれならとプレゼントしてくれた本。 カッパノベルスの本はほとんど読んだ覚えがなく、1ページが上下段になっているのに戸惑い、文庫版だと上下巻の2冊構成だったので、なかなかのボリュームで読みごたえがありました。 実を言うと、大人になってからファン...
悲嘆の門をうっかり先に購入し、o女史がそれならとプレゼントしてくれた本。 カッパノベルスの本はほとんど読んだ覚えがなく、1ページが上下段になっているのに戸惑い、文庫版だと上下巻の2冊構成だったので、なかなかのボリュームで読みごたえがありました。 実を言うと、大人になってからファンタジーの類いはちょっと苦手になっていたので、本がしゃべりだしたときには、若干苦笑いしてしまったのだけれど、さすがの宮部さん。ちゃんと大人が楽しめる内容になってました。 少年が同級生を殺めてしまうというかなり重い事件を発端にしていたので、何がそうさせたのか?が興味を引くところとなり、先を読みたいと思わせる感じでした。 あとはユーリがどう考えても小学生とは思えないけれど、まあこれも守護の法衣とオルキャストになったからということで無理やり納得するしかなさそうかなというところでしょうか。 それでも旅のおかげで年齢以上に成長してしまっただろうとは思います。 まあとにかく、カッパノベルス版。少し重いけど、一気に読めて良かったかもです。
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「悲嘆の門」を読むのに、英雄の書が世界観として前作に当たるということで図書館からレンタル。 ファンタジーということだったのでハマれるか不安でしたがぐいぐい読める筆致はさすが宮部みゆき!と言った感じでした。 葛藤する主人公、ユーリ(友理子)。 でも落ち込み過ぎず、しっかりと現実と向...
「悲嘆の門」を読むのに、英雄の書が世界観として前作に当たるということで図書館からレンタル。 ファンタジーということだったのでハマれるか不安でしたがぐいぐい読める筆致はさすが宮部みゆき!と言った感じでした。 葛藤する主人公、ユーリ(友理子)。 でも落ち込み過ぎず、しっかりと現実と向き合おうとするユーリが好感でした。 世界観の説明が、小学生のユーリじゃなくても難しく、わかったようなわからんような、、、あれ?そうじゃないの!?(ユーリと同じ勘違いをする)という理解力の無さを発揮するものの、ある意味それがユーリとともに進んでいるようで読みやすかったのかもしれません。 ラストは賛否があるようですが、私は好きでした。 というか、なんとなく気がついていた感じも。 仕組まれた事にはまでは気がつきませんでしたがなるほどそういうことか!という納得があり、自分的には伏線も回収されて気持ちのいい終わり方でした。 アジュやアッシュやソラも素敵なキャラクターで、違うサークルで今も生きているのかなと思います。 悲嘆の門では彼らは出てこないようですが、楽しみです。
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