あたりまえだけどなかなかできない部長のルール アスカビジネス

川崎和則【著】

• 販売会社／発売会社: 明日香出版社
• 発売年月日: 2011/04/22
• JAN: 9784756914491

商品レビュー

2023/06/23

一応、部長職を経験したこともあり、この本のことは気になっていたので、読んでみました。

タイトルに「あたりまえだけど」とあるように、部長として当たり前のことばかり書かれているのですが、これまたタイトルに「なかなかできない」とあるように、わかっているけれどもできていないことがまとめられている本です。
全部で100個の項目があり、いずれも見開き２ページにまとめられているので、読みやすい本です。
ただ、「決裁」と書くべきところのほとんどが「決済」と書かれており、その点は、とても気になりました。

ちなみに、部長になる前に想像していた部長の仕事と、本当の部長の仕事は、おそらくかなり違いがあると思います。
その違いは、この本を読んだだけわかるほど、表層的なものではないように思いますが、部長を目指したい人にとって、この本の内容は、参考になるとは思います。

2020/05/25

部長は、創造を伴う仕事である。方針や方策の策定、組織づくり、人材育成などである。
創造を働かせるには、遊び心を待つことが大切で、アフターファイブなどはいろんな人と飲みに行ったり、映画を見たり、視野を広げるための活動が必要である。これを、会社人から社会人になるという。

2011/08/21

基本的な行動が書かれた本。
１．部長の覚悟
部長は課長の延長ではない。夢を語りスローガンを掲げる。管理ではなく創造。前任者を踏襲するな。経営者には相談する。生活習慣から帰る。24時間仕事バカでいい。
２．部長である前によき社員であれ
会社の歴史を語れ、正直であること、好奇心を失わない、自社を愛し自社の製品を愛する
３．強い組織の作り方
部下を使い倒す。キャラクターを最大限生かす。部下とたたかく。毎日部下全員に声をかける
４．部長の危機管理
常にいざという時に備える。部長は司令塔となる
５．部下の自在な動かし方
人前で叱らない、部下のカルテを作る。個人面談は話を聞くだけ。目的理由を明確に。挨拶ができない部下はいらない
６．部長のための会議のルール
７．部長のスピーチ
具体的な数字インパクト
８．部長の気遣い
９．部長の人脈
社内外に人脈を。
１０．部長の休日